2025年10月12日号

医療費4兆円削減の一環として自民・公明・維新・国民民主・参政の各党が狙う、市販薬と似た効能の「OTC類似薬」の保険外し。自民党総裁に選出された高市早苗氏は公明党以外との連立拡大を急ぐ意向で、社会保障切り捨ての危険が高まっています。

2025年のノーベル生理学・医学賞に坂口志文大阪大学特任教授らが選ばれました。スウェーデンのカロリンスカ研究所が6日、発表しました。授賞理由は「末梢免疫寛容に関する発見」です。

作家の森絵都さんが新作『デモクラシーのいろは』を出しました。616ページの長編が生まれた背景は―。

自民党政治が末期的状況のもとで、極右・排外主義の政党が先の参院選でも伸長しています。これに危機感を持った若い世代が「政治を変えたい」「自分も何かしたい」との思いから、すすんで日本共産党に接近しています。思いを聞きました。

自公が少数に追い込まれる一方で、極右・排外主義の台頭が目立った参院選。投開票の8日後に各界の有志12人がアピール「デマと差別が蔓延する社会を許しません」を発表しました。音楽プロデューサーの松尾潔さんは呼びかけ人の中心メンバーです。

食事を作るのは女性の役割?日常のモヤモヤを笑いで問い直すドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系・火・夜10時)で会社員・勝男役です。

上脇博之・神戸学院大学教授による自民党旧安倍派の裏金事件をめぐる刑事告発を東京地検特捜部が握りつぶした―。日曜版の衝撃スクープ(5日号)が大反響です。しかし検察が握りつぶしたのはそれだけではありませんでした。

自民党の新総裁に高市早苗元経済安全保障相が選出されました(4日)。「安倍政治」継承、改憲、大軍拡、「スパイ防止法」制定などを掲げる高市氏。より反動的な政治へ進む危険をはらんでいます。

佐賀市議選(定数36)が12日告示、19日投票でたたかわれます。日本共産党から党議席の復活をめざし、山本愛予定候補(49)=新=が立候補します。

日本の侵略戦争に「日本人」として徴集され、戦死した朝鮮人は戦後、「日本人」として靖国神社に合祀されました。合祀取り消しと謝罪・賠償を求め、韓国の遺族6人が日本政府と同神社を相手に日本で裁判を起こしました。

日本の競歩が新たな歴史を刻みました。9月に開かれた陸上の世界選手権競歩女子20キロで藤井菜々子選手が銅メダルを獲得しました。


岐阜市北部の山すそにある市畜産センター公園内で子どもが自然の中で自由に遊べる遊び場「プレーパーク」が開催されました。

イラストレータでソーイング教室「コウ手芸部」を主宰する、ワタナベ・コウさんの「楽しい針仕事」。今回紹介するのは、「スマホクッション」です。

漫画家・イラストレーターのツルリンゴスターさんが、2男1女の子どもや夫との日常をつづるエッセー漫画です。(年4回)

新著『もっと聞きたい! さらに知りたい! ショパン・ハンドブック』を出した、伊熊よし子さん(音楽ジャーナリスト・音楽評論家)に話を聞きました。
生活保護制度を巡り、実際にあった一家心中事件をモデルに描かれた物語です。吉田浩太監督。10日から新宿武蔵野館ほか全国で。98分。

住民の反対で2020年に政府が配備を断念した迎撃ミサイルシステム、イージス・アショア(陸上イージス)。文化座が当時の高校卒業式の騒動を描く「蛍の光、窓のイージス」を上演します。

日々放送されるほとんどの番組製作に関わっているのがテレビ製作会社です。全日本テレビ番組製作者連盟(ATP)の最新アンケートで、その苦境が明らかになりました。

9月は認知症月間です。認知症の高齢者は厚労省の調査で2022年に推計443万人、軽度認知症を含めると1000万人を超えます。『認知症の人の気持ちと行動がわかる本』(講談社)を監修した川崎幸クリニック院長の杉山孝博さんに聞きました。




