2025年03月30日号

自民党の裏金事件を受けた今国会の焦点の一つが、企業・団体献金の禁止。石破茂首相は「献金で政策がゆがめられたことはない」と禁止に反対です。しかし財界・大企業が一貫して強く求めてきた法人税減税をみてみると“企業献金効果”はバツグンです。

作家の中脇初枝さんが長編『天までのぼれ』を出しました。約150年前、女性参政権を求め行動した実在の人物の物語です。

国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」副理事長の伊藤和子弁護士が、岩波新書『ビジネスと人権―人を大事にしない社会を変える』を出しました。

夏の参院選に向けて全国を駆け巡っている日本共産党の比例予定候補の5人。今回は「あのたとつながって、政治を変えます」と、北海道から東北、北関東までを回る、はたやま(畠山)和也さん(53)を紹介します。

霊感商法や高額献金などで多くの被害者を出してきた統一協会(世界平和統一家庭連合)が解散を命じられました。東京地裁(鈴木謙也裁判長)は25日、解散を命令したのです。

連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合ほか)に主演します。「アンパンマン」の原作者やなせたかしの妻・暢をモデルにした役です。

石破茂首相が首相公邸で会食した自民党議員15人に10万円分の商品券を配布した問題をめぐる日曜版(3月23日号)のスクープが大きな反響を呼んでいます。

政府が国民の通信情報を常時監視し、政府の判断で警察・自衛隊がサーバーなどを「侵入・無害化」する「能動的サイバー法案」が国会で審議入りしました。東北大学名誉教授の井原聰さんにも話を聞きました。

サッカー日本代表が米国、カナダ、メキシコで共催される2026年ワールドカップ(W杯)の出場を、開催国を除いて最速で決めました。元日本代表でサッカー解説者の都並敏史さんが今後の課題も含め展望します。

アジア太平洋戦争末期の日本全国への米軍の空襲。日本政府は戦後一切の謝罪と補償をしていません。空襲で戦災孤児となった石川雅一さん(89)に話を聞きました。

障害年金は病気などで一定に障害が残ったときに受給できる年金です。受給の大きな「壁」になっているのが「初診日」です。それを乗り越えて受給できた事例を紹介します。

“耳で読む”新聞、「声のしんぶん赤旗日曜版」をご存じですか?1964年4月に創刊し、3000号を迎えました。


長崎市科学館で2月に開催された「親子で楽しむ科学教室・音の実験演奏会『バンジーチャイム』」を訪問しました。

「女性が安心して過ごせる居場所をつくりたい」と、#KuToo呼びかけ人の石川優実さんが仲間とともに不定期で「そよふわハウス」を開放しています。

国が違えば食文化も、生活事情もさまざま。日本との違いもおもしろい。日々の暮らしで感じたことを、ドイツ、アメリカ、韓国、エジプトからリレー形式で連載します。
今回はエジプト編・Keikoさん(会社経営)のリポートです。

オペラ界の花形、小林沙羅さん(ソプラノ)が5月、「愛を歌う」と題してリサイタルを開きます。自ら立案した意欲的企画です。
とある街にかばん一つでふらりとやってきた白髪の老婦人・アンジー(草笛光子)。自らをお尋ね者と名乗る彼女は、訳ありの空き店舗を改装し、バーのオープンを目指します。松本動監督。4日から、新宿ピカデリーほか全国で。89分。

“映画は監督のもの”といわれてきました。しかし、その監督に著作権がないことは、あまり知られていません。著作権をめぐり、日本映画監督協会と日本シナリオ作家協会がシンポジウムを行いました。

1954年に開場した東京・六本木の俳優座劇場が舞台「嵐 THE TEMPEST」を最後に、4月末、閉場します(劇団と劇場は別法人。閉場後も劇団は活動)。俳優座劇場に勤める宮澤一彦さんに思いを寄稿してもらいました。
ドキュメンタリー映画「うしろから撮るな 俳優織本順吉の人生」(中村結美監督)(82分)が、29日から順次公開されます。

めまいを訴えて耳鼻咽喉科を受診する人の中で最も多い良性発作性頭位めまい症について耳鼻科医の佐藤宏昭さんに聞きました。




