2025年03月23日号

首相の資格に関わる重大疑惑です。首相公邸で開いた、先の衆院選で初当選した自民議員15人との会食(3日)。それに先立ち石破茂首相は各議員に商品券10万円分を配りました。領収書をとらない、いわば“裏金”でした。

作家の深沢潮さんがエッセー集『はざまのわたし』を出しました。食にまつわるエッセーは、おのずと韓国がルーツの来歴につながって―。

アジア・太平洋戦争から80年。戦争は、動物にも無関係ではありませんでした。戦争に利用され、犠牲になった動物たちがいます。

国民の怒りと反対運動が、石破政権による高額療養費の患者負担上限額の引き上げ実施を「凍結」に追い込みました(7日)。日本共産党は運動と結び政府を連続追及。参院予算委の小池晃書記局長の質問(6日)を詳報します。

日本学術会議を、国の機関から切り離し法人化する「日本学術会議法案」を、石破内閣は閣議決定しました(7日)。これに先立ち歴代会長6氏は同法案の撤回を求める声明を発表。声明文の起草に加わった元学術会議会長の大西隆東大名誉教授に話を聞きました。

短編集『藍(あい)を継ぐ海』(新潮社)で直木賞を受賞しました。

関西電力が、同社原発の立地自治体の小中学生と保護者約480人に大阪・関西万博の入場券を配布し無料招待すると発表しました。配布する入場券購入の原資は…。

核兵器禁止条約の第3回締約国会議が3~7日に米ニューヨークの国連本部で開かれ、「核抑止論」を批判し、核兵器廃絶を求める政治宣言を採択しました。日本共産党は吉良よし子参院議員と笠井亮前衆院議員を会議に派遣しました。

いまの国内の政治情勢をどうみるのか、米国のトランプ政権誕生後の世界をどうとらえるか―日本共産党中央委員会幹部会の決議(11日)から、そのポイントを紹介します。


〈風の色〉新執筆者紹介。デンマーク在住執筆家・澤渡夏代ブラントさん、ソプラノ歌手・高野百合絵さん、気象予報士・防災士・千種ゆり子さん、マラソン解説者・野口みずきさん、将棋女流棋士・矢内理絵子さん。
〈新企画ぞくぞく〉「世界おやつ紀行」本山尚義さん、「『ファーブル昆虫記』の世界」奥本大三郎さん、「おいしく長持ち 野菜の冷蔵・冷凍 保存術」島本美由紀さん、4月から新執筆者「世界くらしダイアリー」シンガポール、ケニア、イギリス、アメリカからリレー方式で連載します。教育連載「竹馬先生の一歩一歩」、4月の「健康らいふ」帯状疱疹、「うれしい一品・1週間のおかず」新メンバー・ワタナベマキさん。

作家の窪島誠一郎さんのエッセー「『無言館』のうた」。挿絵は無言館所蔵の戦没画学生の絵を掲載します。
〈作者の言葉〉長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」が開館して早や28年、折しも終戦80年目の節目を迎えた。館にならぶ画学生の絵の前に立ち、あらためて対話を交わしてみたい。「赤旗」さんがその場をあたえて下さるというので勇気百倍だ。かれらが出征前に遺した愛する妻、恋人の像、敬愛する父や母、兄弟姉妹の肖像、故郷山河の風景。それらから放たれる言葉にもう一度耳をすませてみたい。

2月に猛烈な寒波が襲うなか、高校生がSNSに「うちの学校、タイツ禁止だからマジで恨む」と悲痛なコメントを書き込み話題になりました。「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」発起人の須永祐慈さんにも話を聞きました。

今年は戦後80年です。多様性ある社会の大切さを伝える絵本を手がけてきた多屋光孫さんは、最新絵本『こうして、ともに いきている』で、地球上の生き物たちがともに生きる大切さを描きました。

認知症の母との思い出を通じ、認知症の人の世界や周囲との交流を描きます。(隔月第3週掲載)

弁護士のリタは、メキシコの麻薬王・マニタスから驚きの依頼を受けます。フランスの名匠、ジャック・オーディアール監督がスペイン語でつづったミュージカル映画です。28日から、新宿ピカデリーほか全国で。133分。

活動45周年、スターダスト☆レビューの4年半ぶりの新作「星屑冒険王」(日本コロムビア)が発売中です。音楽ライターの山浦祐介さんが解説します。

困難にめげない少女が希望をともします。1年半ぶりの舞台出演となる愛原実花さんが来月から挑むミュージカル「アニー」です。
NHKEテレで新番組「The Wakey Show」が31日からスタートします。

めまいを訴えて耳鼻咽喉科を受診する人の中で最も多い良性発作性頭位めまい症について耳鼻科医の佐藤宏昭さんに聞きました。



