2025年02月23日号

高い医療費がかかったとき、患者負担に上限を設ける高額療養費制度は患者の“命綱”です。その上限額を大幅に引き上げようとする石破政権。全がん連などが取り組んだ反対署名は13.5万人を超えました。

今でも医療費を支払うのが大変で治療をあきらめている人がたくさんいます。困っている人、マイノリティーの人が家計を心配せず、安全安心に暮らせるようにしてほしいです。

作家の村山由佳さんが新作『PRIZE―プライズ―』を出しました。創作への思いを聞きました。

国と維新府市政が推進する大阪・関西万博の開催(4月13日)まで2カ月を切りました。大阪府が進める小中高の児童・生徒を学校単位で万博に招待する事業には、安全性などに教員や保護者から懸念の声があがっています。

大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手(23)が始動しました。大リーグ評論家の福島良一さんに話を聞きました。

初の本格喜劇。しかも名人級の先輩たちと共演。「もう、楽しみしかありません」と笑顔で語るのは舞台「陽気な幽霊」です。1941年、英国。ルース(門脇)と夫の小説家チャールズ(田中圭)が暮らす屋敷が舞台です。

日本共産党の田村智子委員長は14日、国会内で記者会見し、政府の2025年度予算案は▽異常な軍事費の突出▽大企業へのバラマキ▽暮らしに冷たい―という三つの大問題があるとして、暮らしを優先する抜本的な組み替え案を発表しました。

国公立、私立大による“値上げラッシュ”が起き、学生から悲痛な叫びが上がっています。116の大学、大学院、高等専門学校の学生が値上げを撤回させようと国会内で集会を開催しました(14日)。

国会で訪米報告した石破茂首相に、日本共産党の志位和夫議長が衆院本会議(13日)、山添拓参院議員が参院本会議(12日)で厳しくただしました。

中国侵略の実相を証言し、日中友好を訴えてきた「中国帰還者連絡会」(中帰連=2002年解散)。東京都の元小学校教諭の大門高子さん(79)は彼らに体験を聞き取り、組曲「再生の大地」を作詞しました。

ハンセン病患者とされた男性が隔離施設内に設置された「特別法廷」で死刑判決をうけ、無実を訴えるなか死刑が執行された「菊池事件」。裁判のやり直し=再審の開始を求めてハンセン病元患者(完治者)や弁護士、市民らが粘り強く運動を進めています。

「自分の個人情報が自衛隊に本人の承諾もなしに渡っているのはおかしい」―高校生(当時)が国と奈良市を訴えた「自衛隊名簿提供違憲訴訟」。提訴から間もなく1年を迎えます。


イラストレータでソーイング教室「コウ手芸部」を主宰する、ワタナベ・コウさんの「楽しい針仕事」。今回紹介するのは、「モモンガカーディガン」です。

国が違えば食文化も、生活事情もさまざま。日本との違いもおもしろい。日々の暮らしで感じたことを、ドイツ、アメリカ、韓国、エジプトからリレー形式で連載します。
今回は韓国編・済藤智香さん(通訳・翻訳者)のリポートです。

作家の黒川創さんが、日朝関係史を軸にした小説『この星のソウル』を出しました。
ジェシカ・チャステイン扮するシルヴィアと、認知症を患うソール(ピーター・サースガード)が、高校の同窓会で偶然出会います。ミシェル・フランコ監督。21日から新宿ピカデリーほか全国で公開。103分。

現在、正式メンバーは塩入冬湖のみのFINLANDSの4枚目のフルアルバム「HAS(ハズ)」(徳間ジャパン)が出ました。フリーライターの川口有紀さんの解説です。

ダンス&ボーカルグループ「E―girls」での活動を経て、俳優として活躍する山口乃々華さんが新作音楽劇「愛と正義」に出演します。魅力を聞きました。
「新しい地図」と日本財団が共同で運営する「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)は、能登半島地震支援プロジェクト第5弾として、1億3105万7301円の支援を決定しました。

寒い季節は外出がおっくうになります。筋力が衰え「フレイル(虚弱)」に陥るかもしれません。筑波大学名誉教授の田中喜代次さんに寄稿してもらいました。



