2024年12月29日・2025年1月5日合併号

2025年は戦後・被爆80年です。日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は昨年、被爆の実相を世界に広げ、核兵器禁止条約へのうねりを作り出してきた活動が認められてノーベル平和賞を受賞しました。「入党のきっかけは核廃絶運動だった」という日本共産党の田村智子委員長と日本被団協代表委員の田中熙巳さんが、草の根の運動で、平和・核廃絶の大きなうねりをつくろうと話し合いました。

元日に最大震度7の揺れが襲った石川県の能登半島地震から1年。死者は469人に達し、うち災害関連死が241人と直接死を上回り、東日本大震災以降では最多に達しています(2024年12月10日現在)。

3日から上映されるシネマ歌舞伎「ぢいさんばあさん」(原作/森鴎外、作・演出/宇野信夫)。出演する坂東玉三郎さんに作品の魅力を聞きました。


栄光の座より満足の一投を―。パリ五輪陸上女子やり投げ金メダリスト・北口榛花選手(26)は、こんな思いをかみ締めます。


米兵による少女暴行事件に対する抗議と再発防止を求める県民大会(12月22日、実行委員会主催)。集まった2500人(主催者発表)はもう二度と事件を起こさせないために行動することを誓い合いました。


無実の人が罪に陥れられる冤罪は、国家による重大な人権侵害です。冤罪被害者を早く救済するために、証拠の全面開示のルール、検察の抗告禁止などの再審制度改正を求め、若い世代が声をあげています。

経済産業省が12月17日に公表した「第7次エネルギー基本計画(エネ基)」原案は、東京電力福島第1原発事故後の第4次~6次エネ基で掲げてきた「可能な限り原発依存度を低減する」との規定を捨て、原発「最大限活用」を明示しました。

自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件で衆参両院の政治倫理審査会が12月17日から3日間、開かれました。裏金議員の弁明は、真相究明に程遠い、無責任で不十分な内容でした。
2018~22年の5年間の裏金総額が計2728万円に上る萩生田光一・元自民党政調会長(衆院東京24区)。衆院の政治倫理審査会(24年12月18日)で弁明しましたが、海外での支出分について新たな疑惑が浮上しました。

欧州連合(EU)をけん引するドイツが揺らいでいます。社民党のショルツ首相率いる中道左派政権への失望が広がり、11月に政権が崩壊、2月23日に前倒しの総選挙が行われます。

今年は巳(へび)年。静岡県河津町にある爬虫類専門の体感型動物園「iZoo」の飼育主任・渡部那智さんに話を聞きました。

快眠セラピストの三橋美穂さんが、一工夫でぐっすり眠れるコツをシリーズで紹介します。今回は、よく眠れて、気ぜわしい冬を元気に過ごす工夫を紹介します。

初心者にも簡単で、生活が便利になるアイデアを、DIYアドバイザー・嶋崎都志子さんが伝授します。今回は、ガラスの扉がついた棚のアレンジです。

作家の山崎ナオコーラさんの「ミライにむけて読む古典」。10回目は『今昔物語集』です。

東欧、ジョージアの小さな村で一人、日用品店を営む48歳のエテロが主人公です。エレネ・ナヴェリアニ監督。1月3日からヒューマントラストシネマほかで公開。110分
中国ののどかな山村を舞台に、父を亡くした家族の交流を温かさや痛みとともに描く人間ドラマです。ポン・ウェイ監督。12月27日から新宿武蔵野館ほか全国で公開。98分
新人賞を受賞したのに本の出版にこぎつけられない不遇の新人作家・相田大樹こと中島加代子をのんがコミカルに演じます。堤幸彦監督。12月27日から全国で公開。98分





日頃より「赤旗」日曜版のご愛読ありがとうございます。日曜版は新年1月、ゴールデンウイーク、お盆の8月に加えて、23年より日曜日が5回ある月も合併を実施してきました。ご不便をおかけしますが、今年もどうぞよろしくお願いします。
合併予定は以下の通りです。
24年12月29日・25年1月5日号
3月9日・16日号
4月27日・5月4日号
8月10日・17日号
11月9日・16日号
12月28日号・26年1月4日号
※6月は日曜日が5回ありますが、実施しません。
