2024年08月04日号

100歳の気象学者、増田善信さん。広島への原爆投下後に降った「黒い雨」の雨域を調べたことで知られる、反戦平和のためにたたかう科学者です。聞き手は、フリーライターの小山美砂さんです。

パリ五輪のスケートボード会場は、日本選手らの華麗な技に沸き返りました。7月28日の女子ストリートは、日本の吉沢恋選手(14)が金、赤間凛音選手(15)が、男子は堀米雄斗選手(25)が連覇を達成しました。

“広島、長崎への原爆投下は国際法違反だ”と世界の裁判所で初めて判断した1963年12月7日の東京地方裁判所判決(原爆裁判)。放映中の連続テレビ小説「虎に翼」の主人公のモデル・三淵嘉子さんが同裁判の裁判官だったことで改めて注目されています。

自民党の裏金疑惑の端緒となった日曜版スクープ(2022年11月6日号)はどのようにうまれたのか―。

3度目のタイトル挑戦で手にした栄冠でした。第9期叡王戦の五番勝負をフルセットの末に制し、自身初のタイトルを獲得しました。

原子力規制委員会は7月26日の審査会合で、福井県敦賀市にある日本原子力発電(原電)の敦賀原発2号機の敷地内に見つかった断層について、活断層であり、2号機原子炉建屋の方向に連続している可能性は否定できないとしました。

自衛隊と軍需産業の深刻な癒着の一端が明らかになりました。潜水艦修理を巡って川崎重工業が潜水艦乗組員に金品や飲食などを提供していました。元海上自衛隊幹部で軍事ライターの文谷数重さんに話を聞きました。

日米両政府は外交・軍事担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を都内で開きました(7月28日)。「拡大抑止」に関する初の閣僚会合も開催しました。

沖縄県で米兵による性暴力事件が隠ぺいされていたことに怒りが広がるなか、国会の閉会中審査(7月30日)で、日本共産党の赤嶺政賢議員が衆院安保委員会で、山添拓議員が参院外交防衛委員会で、政府の責任を追及しました。

「いま東アジアの『平和の準備』をどう進めるか」をテーマにしたシンポジウムが7月24日、東京・明治大学駿河台キャンパスで開かれました。

日本共産党の志位和夫議長は、ベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長の死去(7月19日)にともないハノイの国立葬儀場で開かれた国葬(25・26日)に参列しました。

世界が注目する米大統領選(11月5日投票)まで100日を切りました。激動の選挙戦の様相を現地からリポートします。


7月の東京都知事選挙では、一人で宣伝をする「ひとり街宣」が各地に広がりました。東京都練馬区在住のイラストレーター・鍋倉雅之さん(30)も初めて街頭に立ったひとりです。

卵や乳製品を使わない、やさしい味わいのおやつを、料理研究家の白崎裕子さんが紹介します。今回は、「コーヒー寒天ゼリー」と「ジャムクッキー」です。

フリーライターの和田義弥さんが、やさしく家庭菜園のコツを解説するシリーズ「手作り菜園」。今回は、「ニンニク」です。(隔月掲載)

作家の山崎ナオコーラさんの「ミライにむけて読む古典」。5回目は『万葉集』です。
「ボレロ」。この名曲を中心に据え、作曲者モーリス・ラヴェルの半生を描いた映画です。アンヌ・フォンテーヌ監督。9日からTOHOシネマズシャンテほか全国で公開。2時間1分。

バイオリンが音楽面のリードを担う斬新なスタイルが話題の女性5人組ロックバンド、East Of Edenが2作目「Forbidden Fruit―2nd piece―」を出しました。音楽ライターの梅岡彩友美さんが解説します。

2024年の夏ドラマは、多彩なトーンで多様な形の「家族」を描く作品が並びました。フリーライターの岩根彰子さんが解説します。
高級住宅街を舞台に、見栄やプライドをテーマにしたサスペンスミステリードラマ「スカイキャッスル」(テレ朝系・木・後9)に主演しています。

感染力が強く、命にも関わることがある麻疹(はしか)。世界的にも感染者数が増えています。神奈川県衛生研究所の多屋馨子所長に話を聞きました。



