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2024年06月23日号

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5年で8648カ所廃止
訪問介護 消滅の町も
岸田政権 報酬削減で拍車

1面

高齢者の在宅介護を支えてきた訪問介護事業所が、2019~23年度の5年間で8648カ所廃止されていたことが編集部の調査でわかりました。全国約3万6000カ所の4分の1にあたる数が短期間で消えたことになります。

“敗者”の背中を押す物語
新作は胸熱くなる上下巻
『俺たちの箱根駅伝』
作家 池井戸潤さん

3面

作家の池井戸潤さんの新作『俺たちの箱根駅伝』がベストセラーになっています。上下巻で704ページ。胸が熱く物語はいかに生まれたのか―。

なんで学費こんなに高いんだ
国立大53万円 私大95万円
原因は予算削り続ける自民政治
民青 緊急学習会で講演
日本共産党委員長 田村智子さん

16面

日本はなぜ学費が高いのか、無償化に向けた展望は―。日本民主青年同盟(民青)が緊急学習会「学費値上げ反対、高等教育無償化を求める」(5月28日)を開き、日本共産党の田村智子委員長が講演しました。

都知事選7月7日投票
みんなの力で大転換
小池都政の大問題
蓮舫知事誕生と日本共産党勝利を
蓮舫さん「都民へ7つの約束」

4面

7月7日投票の東京都知事選(20日告示)、都議補選(28日告示)が目前です。小池百合子都知事のもとで、暮らしに冷たく、都民の声も聞かない、経済界ファーストの都政が進められてきました。知事選で蓮舫予定候補、都議補選で日本共産党の予定候補が“自民党政治そのものの小池都政の大転換を”と訴えています。

〈ひ と〉
映画「九十歳。何がめでたい」に出演
俳優 唐沢寿明さん

32面

映画「九十歳。何がめでたい」で草笛光子さんふんする作家・佐藤愛子さんの担当編集者・吉川役。90歳の草笛さんとの丁々発止が爽快です。

自民・佐藤正久参院議員政策秘書が深く関与
議員会館で規則破り金稼ぎ
経営者にコネ提供

31面

営利目的の使用が禁じられている参議院議員会館の会議室で、会費5000円の経営者交流会が行われていた。こんな実態が編集部の取材で浮上しました。その会合には自民党参院議員の佐藤正久・元外務副大臣の政策秘書が深く関与していたことも判明しました。

日曜版、上脇教授が大賞
「今後も追及」
日隅一雄賞 表彰式

2面

「日隅一雄・情報流通促進賞2024」の表彰式が東京都内で開かれました(8日)。
「自民党『裏金』調査活動」で大賞を受賞した「しんぶん赤旗」日曜版編集部と神戸学院大学の上脇博之教授に賞状が贈られました。

「裏金」抜け穴広げるだけ
政治資金規正法改定
自公維案を強行

9面

自民、公明、維新の3党が合意した改定政治資金規正法が与党の賛成多数で19日、可決・成立しました。同改定法は企業・団体献金の禁止もなく、脱法的に使い道を隠してきた「政策活動費」を合法化するものです。

沖縄県議選
共産党4氏当選
デニー知事
「辺野古ノー揺るがず」

16日投開票の沖縄県議選(定数48)で日本共産党現有7議席の全員勝利を目指しましたが、4人の当選にとどまりました。オール沖縄の玉城デニー県政を支える与党は24議席から20議席に後退し過半数割れとなりました。

沖縄戦79年
「基地は戦を呼び込む」
当時15歳、名桜大学元学長
瀬名波栄喜さん(95)

8面

20万人以上の命が奪われた79年前の沖縄戦。6月23日は、その犠牲者を追悼し、恒久平和を誓って沖縄県が定めた「慰霊の日」です。瀬名波栄喜さんは、岸田政権のもとで進む米軍と自衛隊の基地増強の動きに「基地は戦を呼び込む」と警鐘を鳴らしています。

日米軍事一体化と憲法
9条空文化で立憲主義の危機
福岡大学准教授 城野一憲さん

29面

統合作戦司令部創設や敵基地攻撃能力(反撃能力)保有、急速に進む日米軍事一体化への動きを憲法の観点からどうみるか。城野一憲・福岡大学准教授(憲法学)に聞きました。

〈冨士眞奈美さん 俳句と遊ぶ 夏編〉
お待ちかね気分浮き浮き再開&再会です
(1)生きるための「芯」ピンと

18面

俳優で俳人の冨士眞奈美さんが、選者となって、紙上“句会”を開催します。2024年夏編始まります。

〈スポーツ〉
スペインサッカー
自分で判断する幸せ
男子クラブで
女性初の監督務めた
佐伯夕利子さん

15面

スペイン男子クラブで女性初の監督を務め、いまは指導改革で注目される同国1部リーグ・ビジャレアルのスタッフとして活動する佐伯夕利子さんが、著書『本音で向き合う。自分を疑って進む』を出しました。

〈くらし彩々〉
新しいこと挑戦しワクワク
1人暮らし満喫中
イラストレーター
本田葉子さん

14面

イラストレーター・本田葉子さんのSNSは日々の暮らしを彩る工夫がいっぱいです。話を聞きました。

〈スマホはじめの一歩〉
メモがわりにもカメラ活躍
スマホ活用アドバイザー
増田由紀さん

11面

スマホ活用アドバイザーの増田由紀さんが、スマホの基礎的な使い方を解説します。(隔月掲載)

〈読書のページ〉
ビル・コバッチ、トム・ローゼンスティール著、澤康臣訳『ジャーナリストの条件』
東海林智著『ルポ低賃金』
〈話題の本〉
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆著

28面

武術を言語化して伝えたい
NHK「明鏡止水」
司会 岡田准一さん

岡田准一さん。武術に心得のある俳優として活躍。現在放送中の「明鏡止水 武の五輪」(NHK、毎週水曜午後11時)では司会を務めます。

多彩な13曲 変幻自在に歌う
ももクロ玉井詩織
初ソロアルバム「colorS」

26面

ももいろクローバーZの“しおりん”こと玉井詩織の初ソロアルバム「colorS」(キングレコード)が発売中です。魅力をフリーライターの川口有紀さんが語ります。

〈シネマ館 ワイド〉
「ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命」
「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」
「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」
「骨を掘る男」
「わたしの物語」

27面

今年もそろそろ折り返し点。上半期をしめくくる心にしみる作品を、映画ジャーナリストの藤井克郎さんが紹介します。

30代女性の本音
毒とユーモアで
miniOn7公演
「二十一時、宝来館」

新劇5劇団の女優7人のユニットOn7(オンナナ)が番外公演「二十一時、宝来館」を上演します。26~30日、オメガ東京

〈健康らいふ〉
熱中症を防ぐ(1)
高齢者は急速に重症化
東葛病院付属診療所所長 岡部俊彦さん

13面

気象庁によると、今年の夏は猛暑が予想されています。熱中症になりやすい高齢者や子どもの予防とケアについて、東葛病院付属診療所所長の岡部敏彦さんに聞きました。

〈経済これって何?〉
物流2024年問題
トラック運転手
相変わらず劣悪環境
日本共産党国会議員団事務局・栫浩一さん

24面

〈たび〉
人もサルもポッカポカ
湯田中渋温泉郷
長野・山ノ内町

19面

地球鉄道II
中井精也
野にも山にも

30面

「しんぶん赤旗」日曜版の料金改定へのご協力のお願い

読者のみなさん
 「しんぶん赤旗」日曜版のご購読と、日頃からの日本共産党へのご支援・ご協力に、心より感謝申し上げます。
 このたび、日曜版の料金改定がどうしても必要となり、月々の購読料を7月分から、1カ月930円(税込み)を990円に改定させていただくことにしました。異常な物価高騰、一方で賃金が物価高に追いつかず、年金も下がり、多くの読者のみなさんの暮らしがきわめて厳しい状況に置かれているもとで、料金改定をお願いすることは、たいへんに心苦しく、申し訳ない思いでいっぱいです。
 2022年末の物価高による新聞用紙代のかつてない急騰の際には、日刊紙、日曜版の減ページと日曜版の合併号を増やすなどの措置をとって対応してきました。しかし、物価の高騰は「赤旗」の継続的な発行にとっても深刻な重荷となっており、新聞用紙代にとどまらず、インクなど印刷材料全般が値上がりし、ガソリン代、輸送コストの増大など「赤旗」発行のための経費が急増しています。また、昨年の統一地方選挙後の大幅な読者数の後退などもあって、全国の党組織と党員、支持者のみなさんが毎月頑張って読者を増やす努力を続けているものの、依然として「赤旗」の発行の危機という事態を変えるには至っていません。党中央も赤旗編集局もあげて経費削減に努めてきましたが、それも限界に達しています。「赤旗」の発行を守るために、値上げが避けられなくなっているのが率直な状況です。
 どうか、今回の購読料の改定へのみなさまのご理解と引き続くご購読を心よりお願いいたします。
読者のみなさん
 裏金問題をはじめ自民党をここまで追いつめてきたのは「赤旗」日曜版のスクープが始まりでした。「赤旗」のスクープがなければ今でも「裏金」は裏金のままだったでしょう。それは、読者のみなさんの購読料に支えられた新聞だからできたスクープでした。自民党政治は、経済問題でも、平和の問題でも、ジェンダー問題でも、どれをとっても行きづまりは極限に達しています。「赤旗」の発行を守り、さらに読者を増やすことが、自民党政治を追いつめ、日本の政治を変える力になります。どうか読者のみなさんのお力で日曜版を守ってください。
 日本共産党は、企業・団体献金も政党助成金も受け取らず、「赤旗」の発行を最大の支えにしています。「赤旗」の発行を守り抜くことは、暮らしをよくするうえでも、平和にとっても、日本と世界にとってもどうしても必要です。料金改定にあたって、読者のみなさんにとってさらに役立つ「赤旗」へと紙面改革に党中央と編集委員会あげて取り組む決意です。「権力監視のスクープ」「暮らしに役立つ」とともに、「深く知り、勇気がわく」、魅力あふれる日曜版になるよう引き続き努力します。
 今回の購読料の改定へのご理解と引き続くご購読を心よりお願いいたします。自民党政治を終わらせ、日本の政治を変えて、平和とくらしを守るために、日本共産党と「赤旗」読者を増やす運動に、みなさんのお力をお貸しください。
日本共産党中央委員会
赤旗編集局
機関紙活動局

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