2024年02月04日号

日曜版のスクープ(2022年11月6日号)が契機となった自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件。今国会の大きな焦点は、金権腐敗の根を断つ抜本的改革ができるかどうかです。昨年12月15日開催予定の岸田文雄首相の政治資金パーティーが延期となっています。なぜ中止ではなく延期なのか…。

2022年に『同志少女よ、敵を撃て』で本屋大賞を受賞した作家の逢坂冬馬さんが昨年秋、新作『歌われなかった海賊へ』を出しました。創作と時代への思いを聞きました。

今年は戦後79年です。日本政府は、植民地の朝鮮や台湾をはじめアジア各地で女性たちを強制的に集め、性行為を強要しました。重大な人権侵害である日本軍「慰安婦」です。このなかには日本の女性たちもいました。

サッカーのアジアカップ・カタール大会(日本時間11日午前零時決勝)が決勝トーナメントに入り、佳境を迎えています。元日本代表で日本の1992年アジアカップ初優勝時の代表メンバーの都並敏史さんが解説します。

古典的名作「鯉名の銀平『雪の渡り鳥』」を2月は大阪・歌舞伎座で、3月は東京・明治座で演じます。

第213回通常国会(6月23日まで)が、1月26日に始まりました。日本共産党は国会議員団総会を開き田村智子委員長があいさつし、「『日本共産党ここにあり』と示せるよう国会内外で全力で奮闘する」と決意を表明しました。
自民党派閥の政治資金パーティー収入の裏金問題をめぐる衆参両院予算委員会の集中審議(1月29日)が行われました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員、山添拓参院議員は岸田文雄首相に真相の全容解明、関与した議員の証人喚問を迫りました。

自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件が焦点となるなか、岸田文雄首相が衆参の本会議で施政方針演説を行いました。(1月30日)

能登半島地震の発生から1カ月。石川県内では1万4000人を超える被災者が避難所での生活を続けています(1月30日現在)。避難所での炊き出しの終了が相次ぐなど避難環境のさらなる悪化が見込まれます。
日本共産党の田村貴昭衆院議員と井上哲士参院議員は1月24日、衆参予算委員会の閉会中審査で、避難所の食事や生活環境の改善を岸田文雄首相に求めました。

能登半島地震の発生から26日目。子どもも先生も待ち望んだ学校再開が1月26日にかないました。石川県立七尾特別支援学校です。久しぶりの再会に喜ぶ生徒の姿が見られました。

確定申告の時期です。所得税の還付申告をして払いすぎた税金は取り戻しましょう。医療費控除について、税理士の関本俊子さんがアドバイスします。

スマイルアップ(旧ジャニーズ事務所)の被害者救済について、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が1月15日、記者会見を開きました。浮かび上がったのは、被害者に冷たい補償の実態でした。


“気候危機を止めるために今年できることを語り、交流しよう”と、再生可能エネルギー100%と公正な社会をめざす市民団体「ワタシのミライ」がキックオフ・イベントを都内で開きました(1月17日)。

神奈川県横須賀市の小学6年生・原青波さんは、魚が大好き。「見ること、絵を描くこと、釣ること、さばくこと、食べること、全部好き」です。

卵や乳製品を使わない、やさしい味わいのおやつを、料理研究家の白崎裕子さんが紹介します。今回は、「豆腐ブラウニー」と「おからクッキー」です。

フリーライターの和田義弥(わだ・よしひろ)さんが、やさしく家庭菜園のコツを解説するシリーズ「手作り菜園」。今回は、「エダマメ」です。(隔月掲載)

翻訳家・演劇評論家の松岡和子さんが、シェイクスピアの世界を案内する月1回連載。第11夜は「テンペスト」です。
それぞれ生きづらさを抱える男女が、教材用の顕微鏡を製作する小さな会社に行き着き、出会います。瀬尾まいこの同名小説が原作です。「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督。9日から全国で公開。119分。

NHKで“多様性”を意識した番組制作が拡大中です。NHKは2021年4月から、イギリスの公共放送・BBCが立ち上げたプロジェクト「50:50 The Equality Project」に参加。取り組みの途中経過が報告されました。

劇団民藝が3日から、日本の理不尽な入管行政、外国人への偏見や差別とたたかう家族を描いた「やさしい猫」を上演します。出演する森田咲子さんと橋本潤さんに魅力を聞きました。
年間1万台の救急車を受け入れている名古屋掖済会病院のERに密着したドキュメンタリー映画です。東海テレビのクルーが9カ月、同病院を取材しました。足立拓朗監督。ポレポレ東中野で公開中。順次全国で。95分。

花粉症の特徴と対策について鹿児島生協病院の小児科医師・井上一利さんに聞きました。



日頃より「しんぶん赤旗」日曜版のご愛読ありがとうございます。日曜版はこれまで1月、ゴールデンウイーク、お盆の時期に合併号の発行をしてきました。しかし、新聞用紙代の高騰など、大幅な経費増となり、安定した発行のため経費削減をせざるをえない事態です。そのため、日曜日が5回ある月に合併号を発行することとしました。今年の合併号の予定をおしらせします。
●3月10日・17日号●4月28日・5月5日号●6月9日・16日号
●8月11日・18日号●12月29日・1月5日号
※9月も日曜日が5回ありますが、直前の8月の発行が3回となるため、合併は実施しません。
ご不便をおかけしますが、どうかご理解とご協力をお願いします。
