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2023年12月10日号

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〈スクープ〉
麻生派も裏金
「現金詰まった茶封筒渡された」
証言「派閥例会でキックバック」

1面

日曜版スクープがついに、自民党の主要派閥の政治資金パーティーの“裏金”疑惑に発展しました。さらに、麻生派(志公会)でも“裏金”処理が派閥ぐるみで行われていたことを裏付ける決定的証言を得ました。

不正の温床 パー券購入禁止に
日本共産党が参院に法案提出

企業・団体献金の抜け穴で“裏金”をはじめ不正の温床となっている政治資金パーティー。日本共産党国会議員団は5日、政治資金パーティー収入も含めた企業・団体献金全面禁止の改正案を参院に提出しました。

老いも性差別も一蹴
自分の価値は自分で決める
新作『照子と瑠衣』
作家 井上荒野さん

3面

昨年、『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』で深刻な性暴力を題材にした、作家の井上荒野さん。新作『照子と瑠衣』は、70歳の女性2人が老いや性差別を吹き飛ばしてゆく、痛快なエンターテインメントです。

離婚後「共同親権」ちょっと待って
一番大切なのは「子どもの最善の利益」

16面

法制審議会(法相の諮問機関)家族法制部会は、“原則「離婚後共同親権」導入”となりかねない「要綱案の取りまとめに向けたたたき台」を示しました(8月)。「拙速な導入はちょっと待って」「議論を尽くして」との声が広がっています。

〈スポーツ〉
フィギュア 輝き増す新星
GPファイナル展望
住吉りをん選手 吉田陽菜選手 三浦佳生選手

14面

7日から10日にかけてフィギュアスケートのグランプリファイナルが北京で開催されます。注目の選手をフリージャーナリストの辛仁夏さんが解説します。

〈ひ と〉
「コバケンとその仲間たちオーケストラ」公演
指揮者 小林研一郎さん

32面

大きな身ぶりで、オーケストラを鼓舞するようなステージから、“炎のコバケン”と呼ばれます。エネルギッシュな指揮ぶりは、83歳の現在も健在で、今年も60回近くコンサートをこなしています。

〈次の100年 第29回党大会決議案を読む〉
政治の責任で賃上げと待遇改善に具体策
ジェンダー平等へ―運動と連帯し、逆行勢力包囲を

4面

日本共産党は来年1月15日~18日の日程で第29回大会を開きます。100年余の党史を踏まえ、次の100年に向かう最初の大会。その決議案のポイントを紹介するシリーズの2回目です。

生活保護
引き下げは違法
初めて国に賠償命令
名古屋高裁で判決

31面

安倍政権が2013年から強行した生活保護基準の引き下げは違法―。愛知県内の生活保護利用者13人が国や自治体に引き下げ処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が名古屋高裁(長谷川恭弘裁判長)でありました。(11月30日)

核使用と威嚇の危険高まる中
核兵器禁止条約が希望の光
第2回締約国会議に参加
笠井亮議員に聞く

2面

核兵器禁止条約の第2回締約国会議が11月27日から12月1日までニューヨークの国連本部で開かれました。日本共産党を代表して参加した笠井亮国際委員会副責任者・衆院議員に話を聞きました。

屋久島沖 墜落機オスプレイ
日本を飛び回る
弱腰政府の要請聞かず

5面

米軍横田基地(東京都)配備の特殊作戦機CV22オスプレイが11月29日、鹿児島県の屋久島沖で墜落しました。乗組員8人全員が死亡。国内でオスプレイによる死亡事故は初めてです。

〈世界.net〉
ガザ攻撃どうみる
明治大学特任講師
ハディ・ハーニさん

11面

2カ月以上続くパレスチナ・ガザ地区へのイスラエルの大規模攻撃。その背景についてイスラエル・パレスチナ問題に詳しいハディ・ハーニ明治大学特任講師に聞きました。

〈Uスタ Youth Stadium〉
水俣病 知って衝撃
救済されるべき人が差別される「不条理」な現実

15面

公害の原点といわれる水俣病。新潟県の学生が毎年、同県阿賀野川流域と、熊本県水俣市を訪れて水俣病のフィールドワークを実施しています。学生がそこで見て感じたものは―。

〈この人に聞きたい〉
ものの見方はひとつじゃない
第3回 海外で暮らした30代
美術家 奈良美智さん

18面

〈くらし彩々〉
絵本も韓流
ちひろ美術館 竹迫祐子さん

9面

韓国のドラマや映画、音楽など、韓国カルチャーが世界を席巻しています。今や韓国の絵本にも世界の注目が集まっています。ちひろ美術館の竹迫祐子さんに、韓国の絵本を紹介してもらいました。

〈おしゃれノート〉
レトロな魅力探索
スタイリスト 中村のんさん

8面

スタイリスト・中村のんさんの「おしゃれノート」。若い人たちが中心の空前の古着ブームのなかでの冬の装いを考えます。

〈読 書〉
吉田敏浩著『昭和史からの警鐘 松本清張と半藤一利が残したメッセージ』
樋口英明著『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫という人々』
〈話題の本〉
『思い出の屑籠』佐藤愛子・著

28面

〈シネマ館〉
色覚のない青年の模索
映画「彼方の閃光」

半野喜弘監督3作目で、反戦や環境保護のメッセージをくっきりと鮮やかなモノクロ画像に込めて、見ごたえある作品に仕上げました。8日から東京・TOHOシネマズ日比谷で公開。順次全国で。2時間49分

世代超えボーダーレスに
今年の紅白 目玉数々

26面

ことしはテレビ放送開始70年という節目の年。第74回NHK紅白歌合戦のテーマは“ボーダーレス”です。見どころを、ライターの小山桜さんが解説します。

アホなおっちゃんたちがお笑い芸人目指した原点
エッセー集『行儀は悪いが天気は良い』 Aマッソ 加納愛子さん

27面

お笑いコンビ「Aマッソ」のネタ作り担当・加納愛子さんが、エッセー集を出しました。

〈スポット〉
常識は変えられる
俳優 松本怜生さん

NHKBS時代劇「あきない世傳(せいでん)金と銀」(原作/高田郁、脚本/山本むつみ、金曜午後7時30分)に呉服商の三男・智蔵役を演じています。

mRNAワクチンを可能にした画期的発見
ノーベル生理学・医学賞 カリコ氏らの功績
分子生物学研究者 岩浪和人さんに聞く

29面

今年のノーベル生理学・医学賞に選ばれた米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコ客員教授とドリュー・ワイスマン教授。新型コロナウイルのmRNAワクチンの開発を可能にした画期的な発見をしました。分子生物学研究者の岩浪和人さんに聞きました。

〈健康らいふ〉
更年期と向き合う(1)
イライラ、突然の汗…もしかして?
女性ライフクリニック銀座院長
対馬ルリ子さん

13面

さまざまな不調に悩まされる更年期。NHKなどの調査では、離職するなど雇用や収入にマイナスの影響があった「更年期ロス」の女性(40代から50代)は推計75万人(15%)を超えます。対馬ルリ子・女性ライフクリニック銀座院長がアドバイスします。

〈経済これって何?〉
7~9月期GDP
再び後退 先行きも不安材料山積み
東京工科大学名誉教授・工藤昌宏さん

24面

〈ゆったりゆる山旅〉
絶壁から東京湾一望
千葉・鋸南

19面

地球鉄道II
ドイツSLメルヘン紀行(3)
SLが街なか闊歩

30面

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