2023年07月09日号

健康保険証を来年秋に廃止し、マイナンバーカードの取得を国民に強要する岸田政権。保険証廃止を執拗に求めてきた“震源地”は、日本経済団体連合会や経済同友会などの財界。国民の声を聞かず、財界要望を忠実に遂行する岸田政権の姿を追います。

「家族は暮らしを共にする他人」「孤独は自分を慈しむ時間」―家族や孤独を見つめ直す、作家の下重暁子さんの言葉は、多くの共感を呼んできました。そうした考えに至ったこれまでの歩みを聞きました。

戦争に備えるために「愛国心を養う」―。昨年末に閣議決定された安保3文書の最上位文書「国家安全保障戦略」に明示されました。岸田政権が教育を利用して「愛国心を養う」ねらいは―。

「コンパクト」な大会と言いながら経費は水ぶくれ、しかも大手広告代理店の電通が運営の中核を担う―。水泳の世界選手権(世界水泳)が14日に福岡市で開幕します。

音楽劇「モグラが三千あつまって」の稽古中。自身が上演台本を書き演出します。4人で数多くの動物を演じ分ける子どももおとなも楽しめる作品です。

米軍横田基地周辺など東京都多摩地域の地下水や水道水から、発がん性や免疫抑制など健康影響が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が検出されている問題で、防衛省の担当者は6月29日、同基地で2010~12年にPFASの漏出が3件あったことを認めました。

バイデン米大統領が日本の大軍拡について発言したことで、あらためて日本の深刻な「アメリカ言いなり」の政治姿勢が明らかになっています。京都精華大学准教授の白井聡さんにも話を聞きました。

教員の長時間勤務の問題で全国署名を呼びかける教育研究者らが「歯止めをかける思い切った改革を」と訴えるシンポジウムを東京都内で開きました。(1日)

暑い日が多くなってきました。熱中症の発生で最も多いのが実は住居。室内での熱中症を防ぐため、高齢者世帯などのエアコン購入・設置費用を独自に助成する自治体もあります。

車いすテニス男子の新星、小田凱人選手が、17歳にして競技の頂点に上り詰めました。6月の全仏オープンで四大大会初優勝を果たし、世界ランキング1位になりました。


ニュースや日常の気になることや思い出を、フェミニスト・フミコと星の旅人マイルが語ります。

アプリの普及により、誰もが手軽に写真を加工できるようになりました。一方、理想と現実のはざまで悩むことも。見た目に悩む若い世代と、周囲はどう向き合うべきかを考えます。公認心理師・東京未来大学講師の大村美菜子さんにも話を聞きました。

井上ひさしが核廃絶の願いを込めた二人芝居「父と暮せば」が、8月、ニューヨークで英語と日本語で上演されます。企画した女優の平野綾子(りょうこ)さんに話を聞きました。
「『銀河鉄道の夜 四次稿編』複製原画展」が岩手県花巻市の宮沢賢治イーハトーブ館で15日から12月27日まで開かれます。本誌連載が完結したますむらひろしさんの漫画「銀河鉄道の夜」の複製原画展です。
フランスで実際あった裁判の記録をそのままセリフに使用した、緊迫の法廷ドラマです。アリス・ディオップ監督。14日から東京・Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほかで。123分。

31年目を迎える稲川淳二さん(怪談家・工業デザイナー)の怪談ツアー。今年も全国で49公演を開催します。抱負を聞きました。

NHKは終戦から78年にあたる8月、消えゆく戦争の記憶、教訓を後世に伝えようと、ドキュメンタリーやドラマ、ラジオで「戦争と平和」についての番組を放送します。

31歳でくも膜下出血に倒れた坂内秀行さん。奇跡的に回復し後見開始の審判を取り消すことができました。主治医として回復のために治療に取り組む福村直毅医師(長野県・飯田市健和会病院リハビリテーション科)に話を聞きました。

米中対立下で緊張が高まる台湾。このほど現地取材した北京駐在・小林拓也記者が台湾の今をリポートします。



