2023年05月14日号

日中両国間には、さまざまな紛争・緊張・対立が存在し深刻化しています。日本共産党は3月に提言「日中両国関係の前向きの打開のために」を発表。志位和夫委員長は、3月30日の岸田文雄首相に続き、5月4日に中国大使館の呉江浩大使と会談し、双方から提言の内容に肯定的な受け止めが寄せられました。8日に記者会見した志位氏は「日中双方の政府にこれを実らせる外交努力を強く求めていきたい」と表明しました。

19~21日に広島で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)。核兵器廃絶、気候変動、原発問題に取り組む若者の思いは―。

5日午後2時42分ごろ、石川県能登地方を震源とする地震があり、同県珠洲市で最大震度6強を観測しました。気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュードは6.5と推定されます。

エジプトのクフ王の大ピラミッドの内部に通路状の未知の空間があった―。調査に当たったのは日本とエジプト、フランスなどの国際共同研究「スキャンピラミッド」のチームです。研究チームの名古屋大学准教授・森島邦博さんに聞きました。

「どうなるかわからない挑戦的なものを選んじゃう。その方が、結果がどうなったとしても、すがすがしい」。田中圭さんとW主演のドラマ「unknown(アンノウン)」(テレビ朝日系・毎週火曜・午後9時)です。秘密(アンノウン)を抱えた男女の愛を描くラブサスペンスです。

「日本を『あらたな戦前』にさせない」―憲法施行から76年を迎えた3日、憲法を守り生かそうと全国で集会やデモが行われ、東京・有明防災公園の「2023憲法大集会」(同実行委員会主催)には、2万5000人(主催者発表)が参加しました。

国会でまともな審議もないまま、自民・公明・維新・国民の「悪政連合」によって、悪法を次々成立させようとする重大事態が起きています。

健康保険証を2024年秋に廃止してマイナンバーカード(マイナカード)を国民に強要する「マイナンバー法等改定案」。岸田政権は、今国会で強行しようとしています。全国保険医団体連合会(保団連)事務局主査の曽根貴子さんにも話を聞きました。
日本共産党の志位和夫委員長は4月28日、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が国会内で開催した「核兵器廃絶に向けたG7国会議員フォーラム」で発言し、「G7サミットへの要請」として3点を提言しました。

日本共産党の志位和夫委員長は8日、国会内で記者会見し、7日に行われた日韓首脳会談について問われ、「日韓首脳会談がシャトル外交というかたちで始まったこと自体はいいことだ」と述べた上で、首脳会談で日米韓の「抑止力・対処力」の強化が確認されたことについて「看過できない動きだ」と指摘しました。

障害者が65歳になると、それまで利用していた障害福祉サービスから介護保険サービスへの切り替えを行政から要請されます。しかし介護保険に移行すると、多くの障害者は暮らしぶりを変えざるをえません。そのため障害者らは裁判などでたたかっています。

岸田政権が強行した大阪カジノリゾート(IR)の計画認定(4月14日)の不当性があきらかになりました。編集部が連続追及し、住民訴訟へと発展した「IR用地の格安賃料・不当鑑定疑惑」を、観光庁が認定審査のなかで根拠もなく否定していました。ずさんな審査の実態は…。


昨年の世界選手権と一昨年の東京五輪で体操男子個人総合を制した橋本大輝選手(21)が、エース街道まっしぐらです。4月の全日本選手権で個人総合3連覇を果たし、世界チャンピオンとしての貫禄を見せました。シドニー五輪日本代表の笠松昭宏さんにも話を聞きました。


生活研究家の阿部絢子さんの年4回連載の「ほどほどぐらし」です。

新型コロナ流行後、高齢者の体力低下が加速しているとの研究結果が明らかになりました。研究・分析の中心を担った理学療法士の寺岡かおりさんが、足腰を鍛えるエクササイズを紹介します。

翻訳家・演劇評論家の松岡和子さんが、シェイクスピアの世界を案内する月1回連載。「ハムレット」など、今も世界中で演じられる作品の魅力を深掘りします。第2回は「十二夜」です。
ベルリン・フィルで女性初の首席指揮者に任命された〈リディア・ター〉という架空のマエストロをケイト・ブランシェットが演じ、ヴェネツィア国際映画祭で2度目の女優賞を受賞しました。5月12日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。2時間39分

俳優・歌手・プロデューサーの小泉今日子さんが4月9日、作家・劇作家の井上ひさし氏の文学忌「吉里吉里忌」で、約700人を前に「井上ひさしさんと私」と題して講演しました。

春ドラマについて、フリーライターの岩根彰子さんが語ります。
24日から一人芝居「其の女」を上演します。広島で被爆し、戦後、米国でケロイドの手術を受けた25人の「原爆乙女」。その一人、弘子の帰国後の物語です。

難聴に悩んで補聴器を購入したものの「役に立たない」「使っていない」という人は少なくありません。オトクリニック東京の小川郁院長に役に立つ補聴器のつくり方について聞きました。



