2023年02月26日号

全国約300の自衛隊基地を化学・生物・核兵器などによる攻撃に耐えるよう整備する―。全国どこでも戦場となることを想定した計画を防衛省が立てていたことが編集部の調べで分かりました。敵基地攻撃能力の保有と大軍拡を狙う岸田政権は、計画の全貌を国会にも国民にも隠ぺいしています。

俳優仲代達矢さん、90歳の挑戦です。無名塾公演「バリモア」は、約80分間、舞台上で一人、落ちぶれた元スターを演じる芝居です。今作と、70年余の自身の役者人生への思いを聞きました。

24日で勃発から1年となるロシアによるウクライナ侵略。戦争は世界の食料・エネルギー問題にも大きな影響を及ぼしています。ここで日本こそ切実な教訓を学ぶべきだと説く鈴木宣弘・東京大学大学院教授に話を聞きました。

Jリーグが17日に開幕し、1993年のスタートから30周年の節目を迎えました。Jリーグ元年の開幕戦、ヴェルディ川崎の先発選手として横浜マリノス戦に臨んだ、サッカー解説者で元日本代表の都並敏史さんがJリーグのこれからを展望します。

殺気と色気漂う大男の役に、体重を5キロ増やして挑みました。映画「仕掛人・藤枝梅安」二部作(ともに河毛俊作監督)で、主人公・梅安を演じます。

党員の直接選挙で党首を選んでいないことをもって、日本共産党を「閉鎖的」と批判する主張があります。本当にそうでしょうか? 日本共産党の指導部選出の考え方とあわせQ&Aで考えてみました。

岸田政権が日本学術会議(梶田隆章会長)への政治介入を強めています。内閣府は学術会議の会員選考に第三者委員会を関与させるなど、同会議の独立性を侵害する「日本学術会議の在り方についての方針」を公表しました。

岸田政権の無為無策で新型コロナウイルスの感染拡大「第8波」は過去最悪の死者数となり、再び医療・救急の逼迫を招きました。その反省もなく、政府は新型コロナを5類に引き下げようとしています。国立遺伝学研究所教授の川上浩一さんに聞きました。

北海道の障害者施設で、結婚や同居を希望する知的障害のある人たちが不妊処置を受けていた問題。日本障害者協議会は「子どもを産み育てる権利をすべての人びとに」と声明を発表しました。同会代表も務める藤井克徳さんに話を聞きました。

岸田大軍拡や、それとたたかう日本共産党への大手メディアによるバッシングについて、元朝日新聞政治部次長でジャーナリストの脇正太郎さんに聞きました。

原発事故で甚大な被害を受けた福島県で、営農しながら農地を発電にも活用する「ソーラーシェアリング」に挑む若者がいます。塚田晴さん(20)です。3年前に、一時避難した兵庫県からふるさとへ戻り、農業に従事する思いを聞きました。

子育てでの留意点や楽しさをNPO法人「もあなキッズ自然楽校」(横浜市)の理事長・関山隆一さんと、和歌山生協病院・小児科医師の佐藤洋一さんが語ります。

暖房のきいたリビングから一歩出ると、冷気が一気に襲ってきます。ヒートショックなど家の中の急激な温度変化は、命の危険にも直結しています。どうして日本の家は寒いのか―。東京大学准教授の前真之さんに聞きました。

シングルファーザー2人が子連れで同居する。前作で男性の生きづらさを描いた白岩玄さんの新刊『プリテンド・ファーザー』はそんな設定です。白岩さんに話を聞きました。

東日本大震災から今年で12年。被災地を粘り強く取材し続けて結実した4本のドキュメンタリー映画《「ただいま、つなかん」(風間研一監督)、「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」(寺田和弘監督)、「飯舘村 べこやの母ちゃん~それぞれの選択~」(古居みずえ監督)、「劇場版ナオト、いまもひとりっきり」(中村真夕監督)》が公開されます。
プリエールが「マミィ!」(作・演出/田村孝裕)を再演します。咲(熊谷真実)の還暦の誕生日、借金を残して蒸発した夫(佐藤B作)が15年ぶりに戻り、騒動が起こるホームコメディーです。

昭和末期~バブルの真っただ中、圧倒的に愛された歌姫=テレサ・テン。TBSが貴重な映像を蔵出ししてDVD「Teresa Teng 愛の歌姫 TBS Collection」を発売しました。音楽ライターの山浦祐介さんが解説します。
9・11同時テロで、米政府は補償基金プログラムを立ち上げます。その特別管理人に任命された弁護士ケン・ファインバーグ(マイケル・キートン)をめぐる実話に基づく物語です。サラ・コランジェロ監督。23日からTOHOシネマズシャンテほか全国で公開。118分

去年1年間の梅毒感染者数は、およそ1万3000人。10年前の約15倍と大幅な増加が続いています。がん・感染症センター都立駒込病院の今村顕史感染症科部長に、症状、流行の特徴、予防と対策などについて聞きました。




