2022年10月16日号

岸田内閣の支持率が3割台へと続落しています。政権の行き詰まりが浮き彫りになる一方で、日本共産党の徹底追及と建設的提案の論戦が光ったのが、衆参の代表質問です。
作家の小川洋子さんが新作『掌に眠る舞台』を出しました。演劇と創作への思いを聞きました。
関東大震災(1923年9月1日)直後に起きた朝鮮人虐殺を克明に描いた絵巻が発見されました。虐殺事件から来年で100年。当時描かれた虐殺絵がいまに伝えるものは―。絵巻を入手し、近著で紹介した新井勝紘・専修大学元教授に聞きました。
世論調査(「共同通信」8、9両日調査)でも説明が「十分でない」と87%が回答している細田博之衆院議長と統一協会(世界平和統一家庭連合)との関係。編集部は、細田氏が世界と日本の統一協会・関連団体トップと並ぶ写真を入手しました。
「より深く、より面白くしたい」と意気込みます。2度目の主演舞台「女の一生」。戦争を超えて生きる一人の女性の物語です。
全国で市民と野党の共闘を推進する「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)が日本共産党に対し「臨時国会にあたっての市民連合要請書」を手渡し、志位和夫委員長らと懇談しました。(11日)
「オール沖縄」市政の発展か、政府いいなりの市政かが問われる那覇市長選が16日告示(23日投票)です。日本共産党の小池晃書記局長は10日、オール沖縄のオナガ雄治(たけはる)予定候補の必勝に向け同市で演説しました。
国会は岸田文雄首相の所信表明演説に対する衆参代表質問が行われ、日本共産党は衆院で志位和夫委員長(6日)、参院で小池晃書記局長(7日)が質問に立ちました。質疑をダイジェストで紹介します。
全国119カ所の歯科事業所でつくる全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)歯科部は「歯科酷書―第4弾―口腔(こうくう)崩壊は自己責任ですか? コロナ禍での“つながる・つなげる”人権としての歯科医療」をまとめました(6月)。深刻な実態と課題について同歯科部長の岩下明夫さんに聞きました。
ロシアの野蛮な侵略が続くウクライナ。1000万人以上の国民が国外へ逃れ、1961人(9月28日現在)が日本へ入国しています。埼玉県へ避難したウクライナ人家族に、現地の状況や日本での暮らしについて聞きました。
日本のエースとして2022年北京五輪を目指しながら、昨年7月に発覚した右足首の疲労骨折のために昨季を棒に振るとともに五輪出場を逃した紀平梨花選手が、約1年半ぶりに氷上に戻ってきました。フリージャーナリストの辛仁夏さんが解説します。
岸田文雄首相が改憲発議と大軍拡の動きを強めるもと、若者たちが、憲法を守り生かす全国的な運動を始めています。
地球温暖化は二酸化炭素が赤外線を吸収するためといわれます。本当に吸収するのでしょうか。赤外線を検知して動く、玄関などにある人感センサーライトを使って試します。
秋は、残暑と初秋の寒暖差で体調を崩しやすい時期です。夏の疲れをひきずり「なんだか体が重たい」と感じていませんか? 国際中医専門員で鍼灸師の田中友也さんが、秋を健やかに過ごすコツを紹介します。
文筆家で、学生時代から1200人以上の恋愛相談に乗ってきたグループ「桃山商事」の代表・清田隆之さんが、暮らしにひそむジェンダーについて、自らの体験をまじえてつづります。
日本を代表するフュージョングループ、CASIOPEA(カシオペア)が結成45周年を迎えて第4期のCASIOPEA―P4をスタート。新しいドラマーの今井義頼さんにインタビューしました。
シンガー・ソングライター、ゆいにしおのデビューアルバム「tasty city」が5日に発売されました。魅力をライターの小山桜さんが語ります。
連続ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」(NHK総合、土、午後10時)が放送中です。ユーモアたっぷりなエンターテインメントでありながらも、高齢者が直面する諸問題を巧みに映し出します。宇佐川隆史プロデューサーに聞きました。
俳優の仲代達也さんが主宰する「無名塾」で学ぶ若者たちを追ったドキュメンタリー映画「役者として生きる 無名塾第31期生の4人」(稲塚秀孝監督)が公開されます。
4月から健康保険適用の対象になった不妊治療(10月9日付で紹介)。「ハードルが低くなった」と若い世代の受診は増えていますが、治療への不安や悩みは尽きません。女子栄養大学臨床医学研究室の石原理教授(専門は特に生殖内分泌学、不妊症治療学)に話を聞きました。
参院選後に県都で初めて戦われる青森市議選(23日告示、30日投票)。定数32(前回比3減)に約40人の立候補が予想される大激戦です。日本共産党は、現有5議席から、新人2人を含む6議席への前進を目指しています。