2022年09月18日号

「反対という県民の思いは1ミリもぶれていないという結果だ」―。沖縄復帰50年の節目と重なった知事選(11日投開票)で再選を果たした「オール沖縄」の玉城デニー知事の言葉に、集まった支援者から拍手が巻き起こりました。辺野古への米軍新基地反対という県民の揺るがぬ民意を示した歴史的勝利です。


歴代自公政権の経済政策を歯に衣(きぬ)着せず批判する浜矩子さん。安倍政権は「アホノミクス」、菅政権は「スカノミクス」、岸田政権は「アホダノミクス」と、批判の言葉もユニークです。エコノミスト(経済学者)としての信条とこれまでの歩みを聞きました。

19日は敬老の日。挑戦しながら日々を楽しむ80代、90代に、生きるヒントを聞きました。

11月に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会(11月20日~12月18日)を控え、欧州のトップリーグで日本代表候補の選手たちが躍動しています。期待の選手を元日本代表でサッカー解説者の都並敏史さんが解説します。

「僕、香取慎吾としては、“彼”よりは、いい男だと思います」。笑いを含みながら、そう話します。彼とは、3年ぶりの主演映画「犬も食わねどチャーリーは笑う」で自身がふんする裕次郎のことです。

長年にわたって統一協会=勝共連合問題を取材している宗教ジャーナリストの柿田睦夫さんのシリーズ「統一協会 闇の実像」の2回目。統一協会と自民党の癒着の実態に迫ります。

自民党が公表(8日)した、党所属国会議員と統一協会(世界平和統一家庭連合)・関連団体との関係についての点検結果に厳しい批判の声が上がっています。「朝日」の世論調査(10~11日)では、自民党の政治家が統一協会との関係を「断ち切れない」との回答が81%にのぼりました。

各種世論調査で「反対」が軒並み半数を超えた安倍晋三元首相の「国葬」。8日の衆参議院運営委員会で質疑が交わされました。「国葬」が憲法的にも政治的にも全く説明がつかないことがハッキリしました。

1932年9月16日、日本軍は中国の住民約3000人を虐殺する平頂山事件を起こしました。事件から今年で90年。教訓を学び直し、二度と戦争の惨禍を繰り返さないために―。被害者が起こした訴訟の弁護団や支援者らが10日、東京都内で記念集会をしました。

東京医科大学医学部の入試で、女性であることを理由に差別的取り扱いを受けたとして元受験生の女性28人が同大学に補償を求めた訴訟の判決が9日、東京地裁でありました。平城恭子裁判長は、性別による不合理な差別を禁止した憲法14条と教育基本法の趣旨に反するとし、原告27人に対し計約1800万円の賠償を命じました。

沖縄県知事選挙で玉城デニー知事が再選を果たしたことについて、日本共産党の志位和夫委員長は11日夜に記者会見し、談話を発表しました。

11月の「国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)」を前に、気候変動対策を求める「世界気候アクション」が9月23日、世界各地で取り組まれます。同日、京都市で「気候マーチ」を企画する若者たちに思いを聞きました。

石炭や石油を使うと地球上に二酸化炭素が増えます。それが海にとけ込むと海は酸性になり、貝殻などをとかして生物がすめない状態(海洋酸性化)になります。海を守るには? 二酸化炭素の性質を確かめてみます。

体にまとわりつくジメジメを、お風呂でさっぱりと洗い流しましょう。自然素材を取り入れた健康な暮らし方を提唱する前田京子さんが、身近な食材を使った入浴剤のレシピを季節ごとに紹介します。

認知症の母との思い出を通じ、認知症の人の世界や周囲との交流を描きます。(隔月第3週掲載)

女性同士の友情=シスターフッドを描いてきた山内マリコさん。新作短編集『一心同体だった』では、10歳から40歳までの女性たちの不器用で濃密な友情をつづります。

戦後77年。「今年の夏は『子どもの目から見た』戦争をテーマとする放送が印象に残った」という映像ジャーナリストの桜井均さんが今夏の終戦番組を振り返ります。

9mm Parabellum Bulletの3年ぶり、通算9枚目のオリジナルアルバム「TIGHTROPE」が好評です。音楽ライターの梅岡彩友美さんの解説です。

体力や健康に不安があるのに、仕事は現役世代並み―。働く高齢者が増える中、仕事が原因でけがや死亡する人も増えています。高齢者を過労死に追い込む過酷な実態を見てみました。



