2022年8月7日・14日合併号

広島、長崎への原爆投下から77年目の夏。核兵器を初めて全面禁止した核兵器禁止条約が発効した一方、ロシアはウクライナ侵略で核兵器使用の脅しをかけ続けています。6月末の核兵器禁止条約第1回締約国会議に参加した被爆者と被曝3世の思いは―。

テレビドラマ「遠山の金さん」や「右門捕物帖」の主演で知られる歌手・俳優の杉良太郎さん。芸能活動の傍ら福祉活動に尽力してきたことでも有名です。思いを聞きました。

伝説のシャンソン喫茶、銀巴里(ぎんパリ)でデビューして40周年の歌手・クミコさん。新曲「愛しかない時」に込めた思いとは―。

私たちの銀河系(天の川銀河)の中心にあるブラックホール。その姿が初めて明らかになりました(5月12日発表)。ブラックホールの撮影としてはM87銀河(2019年発表)に続く2例目。いずれも国立天文台などの国際研究チーム「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)コラボレーション」が観測、発表しました。ブラックホールの画像化を担った研究グループの小山翔子さん(新潟大学助教)に話を聞きました。


19日公開の映画「サバカン SABAKAN」(金沢知樹監督)で、おとなになった久田役兼ナレーションを務めます。

日本共産党は1、2日の両日、第6回中央委員会総会を開き、参院選の総括と教訓、当面する情勢と党の政治的任務、来年春の統一地方選挙での勝利・前進を目指す方針を明らかにしました。志位和夫委員長が行った報告のポイントを紹介します。

日曜版(7月31日号)で報じた、「桜を見る会」の旧統一協会の関連団体幹部が招待されていた問題で新展開です。この幹部は自民党に入党し、総裁選で安倍晋三元首相を応援し、同氏に投票。桜を見る会への招待理由について“安倍氏を応援したから”と語りました。

新型コロナウイルス「第7波」で、日本の新規感染者数はアメリカを上回って世界最多(7月18日~24日の1週間で97万人、WHOの集計)となり、重症者数・死者数も増えています。大阪府堺市の耳原鳳クリニックの田端志郎所長に話を聞きました。

祖国復帰50年という節目の年に迎える沖縄県知事選(25日告示、9月11日投票)。「県民の強い意思がある限り辺野古の米軍新基地建設は実現しない」「だれ一人取り残さない沖縄らしい優しい社会を」と訴え、2期目を目指す「オール沖縄」の玉城デニー知事に県内首長からエールが送られています。
沖縄国際大学へのヘリ墜落、保育園や小学校へのヘリ部品落下が相次いだ沖縄県宜野湾市。9月4日告示(知事選と同日の11日投票)の同市長選は、オール沖縄のナカニシ春雅氏=元県高校PTA連合会会長=と、岸田・自公政権丸抱えの現市長・松川正則氏の一騎打ちの様相です。

7年ぶりの核不拡散条約(NPT)再検討会議が1日、ニューヨークの国連本部で始まりました(26日まで)。グテレス国連事務総長は「人類は今、広島と長崎の教訓を忘れつつある。核兵器不使用の規範を再確認すべきだ。その唯一の保証は核廃絶だ」と訴えました。

沖縄には「命薬(ぬちぐすい)」という言葉があります。おいしい料理や美しい景色、人の優しさなど、感情を揺り動かし、人々を元気にしてくれるものを指す言葉です。今年は沖縄の本土復帰50年。沖縄の魅力や歴史を、沖縄料理から見つめました。


サッカー日本代表フォワードの菅澤優衣香選手(31)が、昨季開幕した女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の初代得点王に輝きました。ストライカーとしての自負心や、リーグが掲げるジェンダー平等への思いなどを聞きました。

“核兵器廃絶の運動を学生の間でつくりたい。憲法を学び生かしたい”―。学生たちが平和について学び、考え、行動しようと今年5月、グループを結成しました。「東京学生平和ゼミナール」です。


フリーライターの和田義弥(わだ・よしひろ)さんが、やさしく家庭菜園のコツを解説するシリーズ「手作り菜園」。今回は、「ダイコン」です。


凸凹コンビが協力して仕事に取り組むというパターンが目立つ今年の夏の新ドラマ。フリーライターの岩根彰子さんの解説です。
最新技術を駆使し舞台上で歌舞伎俳優とバーチャルシンガー・初音ミクが共演する「超歌舞伎2022 Powered by NTT」の会見に中村獅童・小川陽喜父子、澤村國矢が臨みました。
日本映画業界の課題解決に取り組む一般社団法人「Japanese Film Project」(JFP)が、昨年に続いて2回目となる「映画界におけるジェンダーギャップ調査」の結果を発表しました。

長崎の被爆者・谷口稜曄さんの体験を本にしたイギリス人作家・ピーター・タウンゼンドさん。娘で俳優のイザベルさんが、長崎で父親の足跡をたどる姿を追ったドキュメンタリー映画「長崎の郵便配達」。監督の川瀬美香さんが、映画を見た中高生と語り合いました。
劇団チョコレートケーキが17日から「生き残った子孫たちへ 戦争六篇」と題して、これまで上演した日本の戦争を扱った5作と沖縄戦を描く新作を連続上演します。

オーストラリアでは5月21日投開票の総選挙で、最大野党だった中道左派の労働党が勝利し、9年ぶりに政権交代。アルバニージー労働党党首を首相とする新政権が6月1日に発足しました。




