2022年04月17日号

参院選の公示まで2カ月あまり。ロシアのウクライナ侵略という大問題が起こるなかで、世界の平和秩序をどうするか、日本はどういう道を進むべきか、“戦争か平和か”―日本の進路が根本から問われる、歴史的な選挙になります。

「カジノに税金は使わない」としていた松井一郎大阪市長(日本維新の会代表)。公約に反し、市が所有するカジノリゾート用地の液状化対策などに790億円もの公金投入を決め、大問題になっています。しかも、この公金について会計検査の専門家は、カジノ事業者の言い値で市の負担が増大する不適切なやり方だと編集部の取材に指摘します。

作家の角田光代さんが『タラント』(中央公論新社)を刊行しました。創作への思いを聞きました。

大学入学おめでとうございます。新たな生活をスタートさせた新入生の皆さんに心からエールを送ります。ロシアによるウクライナ侵略、長引くコロナ禍、非常事態と呼ぶべき気候危機…。目の前に横たわるさまざまな問題をともに学び、「自分に何ができるのか」―。いっしょに考えてみませんか。神戸女学院大学名誉教授の石川康宏さんにも話を聞きました。

ロシアによるウクライナ侵略の惨状が日々報じられています。痛ましい現状を目の当たりにした子どもたちにおとなはなにができるでしょうか。自身も空襲を生き延びた臨床心理士の横湯園子さん(中央大学元教授)に話を聞きました。

築約50年の体育館に、シャトル(羽根)を追う子どもたちの足音が響きます。「ここで小学生の私も試合をしたな」。地元・奈良県の6年生を対象にした「高橋礼華ドリームカップ」(3月19日)の主催者として、優しいまなざしを注ぎます。

公示まで2カ月あまりに迫った参院選。ロシア・プーチン政権のウクライナ侵略という事態を受け“戦争か平和か”―日本の進路が根本から問われます。日本共産党は7日、「参議院選勝利・全国総決起集会」を開き志位和夫委員長が幹部会報告をしました。

東京都内で開かれた日本共産党演説会(10日)。田村智子副委員長・参院比例予定候補が決意表明し、全国で比例650万票、東京で100万票の得票で「5人の比例チーム全員の議席を勝ち取らせてください」訴えました。

ロシア軍が侵略しているウクライナに、フリージャーナリストの志葉玲さんが入りました。首都キーウ(キエフ)周辺からリポートします。

4月から民法改定で、成人年齢が18歳に引き下げられました。新たに成人となった18、19歳のAV出演強要被害の深刻化が懸念されています。親などの同意のない契約を取り消す「未成年者取消権」が使えなくなるからです。

山口県都の山口市議選(定数34)で、日本共産党は、大田たける(48)、西村よしかず(72)、尾上より子(53)の3人の現職が議席確保を目指します。
愛媛県都の松山市議選(定数43)は、小崎愛子(64)、杉村ちえ(45)の両現職が現有2議席確保を目指します。

ロシアによるウクライナ侵略に乗じて、「憲法9条は役に立たない」などと改憲をあおる声が上がっていきます。「9条に基づく外交の道こそ現実的」と話す、室蘭工業大学大学院の清末愛砂教授に聞きました。



液体に溶けた砂糖は、どのくらい入っているかわかりません。そこで、溶けているほど浮き上がる「浮きばかり」を作って確かめてみましょう。

文筆家で、学生時代から1200人以上の恋愛相談に乗ってきたグループ「桃山商事」の代表・清田隆之さんが、暮らしにひそむジェンダーについて、自らの体験をまじえてつづります。

草花が芽吹き、春らんまん。一方、心そわそわ、頭痛や肌荒れに悩まされていませんか。国際中医専門員で鍼灸(しんきゅう)師の田中友也さんが、季節の移ろいにあわせたおすすめの過ごし方や食材を紹介します。

沖縄の島太鼓の第一人者、ひがけい子さん。先月発表した新アルバム「テンミカチ ドンミカチ ヒヤミカチ」は新曲、沖縄・古典、宮古・八重山民謡を含む14曲。彩り豊かな沖縄音楽の結晶です。

2021年5月に新たに3人のメンバーを迎え、9人組アイドルグループへと生まれ変わった私立恵比寿中学、通称“エビ中”。彼女らのニューアルバム「私立恵比寿中学」が発売されました。魅力をフリーライターの川口有紀さんが語ります。

23日からのマルミヤ食品ミュージカル「アニー」で主人公をだまして一獲千金を狙うハニガンを演じるマルシアさん。3度目の出演に思う「アニー」の魅力は。
ロシアの反体制的な芸術家として知られるキリル・セレブレンニコフ監督の映画「インフル病みのペトロフ家」が公開されます。



