2022年1月2日・9日合併号

「2022新春対談」は日本共産党の志位和夫委員長が再生可能エネルギー事業などにとりくむ小山田大和さん(42)(神奈川県小田原市)を訪ねるかたちで行われました。小山田さんは営農しながら農地を発電にも活用するソーラーシェアリングに取り組む起業家です。「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」を高く評価する小山田氏。志位委員長は、気候危機打開へ「国民的ウエーブ」をつくるには、危機感の共有とともに未来への希望を語ることが大事だと語ります。(1面と6~10面)

気候危機、新しい感染症の世界的流行。人類的課題に対応するため、科学の役割はますます重要になっています。科学と政治の関係はどうあるべきか。京都の総合地球環境学研究所所長で前日本学術会議会長の山極寿一さんに聞きました。

差別や人権の問題に心を砕き、国内外で貧困や難民問題を取材してきたフォトジャーナリストの安田菜津紀さん。12月には、在日コリアン2世の父や自身に対するネット上の差別的書き込みに対し、損害賠償を求めて提訴しました。思いを聞きました。

沖縄県名護市長選が16日告示です(23日投票)。政権が建設を強行する辺野古の米軍基地問題が最大焦点です。新基地建設反対を掲げ、オール沖縄から立候補する岸本ようへい市議(49)=日本共産党、社民党、沖縄社会大衆党、立憲民主党、新しい風・にぬふぁぶし推薦=に聞きました。

「なぜ宇宙は物質でできているのか?」―。そんな宇宙の謎を解く鍵が、私たちの身近にある原子核・素粒子に隠されています。地下実験室で原子核・素粒子の小さな信号を観測し、謎の解明に挑む大阪大学准教授の梅原さおりさんに聞きました。



モデルで気候活動家の小野りりあんさん。昨年10月31日~11月13日にイギリスで開かれたCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)に日本の高校生、大学生たちと参加しました。現地で感じたことや2022年の抱負を聞きました。

今年の夏に参院選が戦われます。日本共産党は政権交代への新たな足がかりをつくろうと、比例代表での5人全員必勝のために「全国は一つ」で頑張り抜きます。選挙区選挙では複数定数の選挙区に候補者を擁立し、勝利めざして奮闘します。

2月4日開幕の北京五輪に向けて、スピードスケートとノルディックスキージャンプの2競技で日本勢が上り調子です。98年長野五輪スピードスケート男子500メートル金メダリストの清水宏保さんと、同五輪ジャンプ個人・団体2冠の船木和喜さんに聞きました。

にしだかなさんの新連載漫画「お江戸好角女子」が始まります。にしださんは日曜版連載の「豆行司 豆太郎」(2016年)に続く執筆です。江戸・寛政年間、まだ女性の相撲観戦が行われていなかった時代の相撲好きの少女の活躍を描きます。連載は半年間の予定です。ご期待ください。

戦前の天皇制の専制支配の時代に、日本共産党員として不屈にたたかい命を奪われた女性たちがいました―。伊藤千代子もその一人でした。千代子の評伝『漫画 伊藤千代子の青春』を描いたワタナベ・コウさんに話を聞きました。

「不良な子孫の出生を防止する」として、生殖機能を奪う手術を障害者などに強制した、旧「優生保護法」(1948~96年)。実態に怒った大学生が今、行動しています。国への謝罪と補償を求める1万6000人分の署名を集め、11月に請願署名として国会議員に託しました。

2022年は寅年です。トラとはどんな動物なのでしょうか。よこはま動物園ズーラシア(神奈川県横浜市旭区)でスマトラトラの飼育員をしている石和田研二さんがお話ししてくれました。

寄せ植え講師の土谷ますみさんのシリーズ「小さな花のある幸せ」。今回は、黒松のポット苗を盆栽風に植えます。

食事を通して体をいたわる「薬食同源」を生活に取り入れる工夫を、鍼灸師で国際中医専門員の田中友也さんにききました。

作家で国文学者の林望(はやし・のぞむ)さんが、日本の古典文学を紹介します。今回は吉田兼好『徒然草』について語ります。

ミニシアターの横浜シネマ・ジャック&ベティが、30周年企画として、映画「誰かの花」を公開します。奥田裕介監督と、エグゼクティブプロデューサーを務めた同館の梶原俊幸支配人に話を聞きました。



