2021年06月20日号

「コロナ封じ込め」に向け、五輪開催に熱中し、やるべきことをやらない小池東京都政。やらないことの一つが、新型コロナウイルス感染対策で営業時間短縮や休業を強いている飲食店への協力金の迅速な支給です。

作家の星野智幸さんが、短編集『植物忌』を刊行しました。植物を題材にした異色の小説集です。

沖縄は6月23日、アジア太平洋戦争末期の沖縄戦で命を落とした20万人以上の犠牲者を悼む「慰霊の日」を迎えます。菅政権は激戦地となった本島南部の土砂を辺野古の米軍新基地建設の埋め立てに使う計画です。

20歳で「強盗殺人犯」という無実の罪を背負わされ29年間獄中で過ごした、桜井昌司さん(74)。無罪を勝ち取ったのは、事件から43年7カ月後です。

SF映画「Arc アーク」(石川慶監督)で、主人公・リナ(芳根京子)の師、エマを演じます。

五輪・パラリンピックの「学校連携観戦」強行のためなら、大会組織委員会の通知さえ“隠ぺい”する-。小池都政が“隠ぺい”していたのは、大会組織委が5月末に関係自治体に出した、学校連携観戦チケットのキャンセル受け付けの文書です。

“国民の命を危険にさらしてまで五輪を開催しなければならない理由はなにか”-。国民が感じているこの疑問に、志位委員長が党首討論(9日)で切り込みました。問いに答えない菅首相の姿が鮮明になりました。

日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の野党4党は、衆院に菅内閣不信任決議案を提出しました(15日、反対多数で否決)。日本共産党の志位委員長が賛成討論に立ちました。

日本共産党がインターネットで行っている「校則アンケート」(6月末まで)。各地で動画投稿など工夫した取り組みで、多くの中学・高校生の声が届いています。


赤羽一嘉国土交通相の視察が、東京都議選の公明党の選挙活動に利用されているのではないか-。こんな疑惑が国会で取り上げられました。


ラグビー日本代表でパナソニックのウイング、福岡堅樹選手が万感のノーサイドを迎えました。トップリーグの優勝で競技生活に区切りをつけ、医師への道を歩んでいます。

コロナ禍で青年・学生向けのフードバンクに取り組んできた民青都委員会が、都議選(25日告示、7月4日投票)に向け、行動を広げています。


20日は父の日です。3歳の子どもを育てる料理家の本田よう一さんに、話を聞きました。

自称“性とその周辺のなんでも屋さん”の、あかたちかこさんのエッセーです。


庶民の哀歓に寄り添う新派の芝居を熱愛する人たちの群像劇「ある八重子物語」(井上ひさし作・丹野郁弓演出)が公演中です。開業医役を務める篠田三郎さんに聞きました。

2020年4月から、小規模映画館(ミニシアター)への公的支援を求める団体・SAVE the CINEMAとして活動する映画監督の西原孝至さんに寄稿してもらいました。

小学生などを東京五輪・パラリンピック観戦に“動員”する学校連携観戦。「医療の面からも計画には二つのリスクがある」と警鐘を鳴らす千葉・東葛病院副院長の岡部敏彦さん(内科医・総合診療科医)に話を聞きました。



