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2021年03月14日号

2021年03月14日号

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大震災10年 元作業員の苦悩
原発事故は福島を最後に
許容被ばく線量を超え離職
避難続くも賠償は打ち切り

1面

2011年3月11日の東日本大震災と、東京電力福島第1原発事故から10年。国と東電は福島への賠償や支援を次々に打ち切っています。再稼働に向け、原発事故を終わったことにしたいからです。ふるさとを奪われた被災者の思いは…。

料理を哲学する
政治学者・中島岳志さんと対談『料理と利他』
料理研究家 土井善晴さん

3面

柔らかな語り口でおなじみの料理研究家・土井善晴さん。政治学者の中島岳志さんとの異色の対談をまとめた『料理と利他』が話題です。料理から考える「コロナ時代」の生き方とは。

福島事故10年 きっぱり「原発ゼロ」へ進め
国と東電「対策怠り、検証もなし」
 科学ジャーナリスト 添田孝史さん
汚染されたままにされたふるさと
 津島原発訴訟原告 三瓶春江さん

18面

2011年の東京電力福島第1原発事故から10年。突然故郷を奪われた住民たちが起こした裁判で、国と東電の無責任な姿勢が次々と明らかになっています。再稼働をきっぱり断念し、原発ゼロへ、かじを切るべきです。

〈くらし彩々〉
人にも地球にもやさしい料理を
玉ネギ底つき絶望/生ごみ、排水とことん減
元南極調理隊員 渡貫淳子さん

16面

1956年から始まった日本の南極観測隊派遣。南極で研究や基地運営に携わる女性たちがいます。2015年、母親として初めて調理隊員になった渡貫淳子さんに聞きました。

〈ひと〉手塚治虫の構想を元に『小説 火の鳥 大地編』
作家 桜庭一樹さん

36面

『小説 火の鳥 大地編』(朝日新聞出版)を出しました。漫画家の手塚治虫さんがのこした原稿用紙2枚半のシノプシスをもとに、スケールの大きな小説に仕上げています。

緊急事態宣言 4都県21日まで再延長
感染封じは政治の責任
検査大規模に 志位委員長が会見

2面

政府は新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、東京、埼玉、千葉、神奈川の4都県に出されている緊急事態宣言を、21日まで2週間再延長することを決めました。(5日)

予算委 官僚接待漬け 異常な政権
女性差別の構造浮き彫りに
田村智子参院議員
総務省 NTTとも癒着
山添拓参院議員

5面

来年度予算案について参院予算委員会で本格論戦が始まっています。日本共産党の田村智子政策委員長と山添拓議員の論戦を紹介します。

〈メディアは今〉
安倍・菅政権に忖度する大手紙
「違和感」持てない記者クラブ
元『週刊現代』編集長 元木昌彦さん

4面

安倍政権、菅政権と続く中、メディアの権力への忖度ぶりが大きな問題になっています。『週刊現代』や『フライデー』で編集長を務めた元木昌彦さんに今のメディアの問題点などを聞きました。

原発被災者が復興の主役になれない
賠償打ち切り 早期帰還を強いる国
福島の未来を考える座談会・上

9面

2011年の東京電力福島第1原発事故から10年。有志の呼びかけで始まった「ふくしま復興支援フォーラム」は、復興の課題やそのあり方を考え続けてきました。とりくみにかかわる大学関係者など5人が復興の現状とこれからについて語り合いました。

〈復興のいまと課題 東日本大震災10年 3県議団長に聞く〉
被災者の医療費免除を継続
 岩手県議団長 斉藤信さん
被災者置き去りで開発推進
 福島県議団長 神山悦子さん
大企業優先で住民の声無視
 宮城県議団長 三浦一敏さん

8面

東日本大震災でとりわけ大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の東北3県。震災10年のもとでの復興の現状と課題について、各県の日本共産党県議団長が語ります。

津波に家族4人奪われた小学生、17歳に
伯母とともに乗り越えた10年
両親が残した工場で働きたい
父と同じ自動車整備士目指す 辺見佳祐さん

35面

東日本大震災の被災自治体で最大の人的被害を受けた宮城県石巻市。辺見佳祐さん(17)は、小学1年生の時、一緒に暮らしていた家族4人全員を津波で亡くしました。震災から10年。さまざまな苦難を乗り越えて、新たな思いを胸に歩んでいます。

東日本大震災苦境の10年
支援打ち切られ生活保護増
福島・原発周辺町村
共産党「実態把握し、見合った対応を」

6面

福島第1原発事故の被害が続く福島県。原発の周辺町村では、仕事や生業を失ったまま賠償を打ち切られ、生活が困難となり、生活保護を受給する被災者が増えています。

東日本大震災苦境の10年
現場は連携、国こそ公助を
借金、大不漁、コロナ禍の“三重苦”
大船渡湾冷凍水産加工業協同組合代表理事
水産加工業者「森下水産」社長 森下幹生さん

7面

2011年の東日本大震災から10年。岩手や宮城などの太平洋沿岸部で壊滅的被害から工場・施設の再建を果たした水産加工業者は長期的な大不漁など“三重苦”で苦境に立たされています。

〈この人に聞きたい〉
最期の時まで「もっと書きたい」
第4回・終 アニメ、漫画、小説 まだまだネタ尽きない
 作家 辻真先さん

11面

〈スポーツ〉
肌の色なんか関係ない「私はスペシャル」
みんな対等 バスケが教えてくれた
日本代表候補 オコエ桃仁花選手

33面

バスケットボール女子日本代表候補のオコエ桃仁花選手(富士通レッドウェーブ)が、スポーツや五輪を通して差別や偏見のない世界を語っています。

〈Uスタ Youth Stadium〉
群衆の一人ひとりに焦点
写真展「県民投票から2年」
写真家 普久原朝日さん

13面

沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設を強行する日米両政府にあらがう沖縄県民の姿を撮り続ける若者がいます。那覇市の写真家・普久原朝日さん(26)です。

〈少年少女〉
ワクワクこども会スペシャル
もうすぐ卒業式  4分間なわとび
レイとアスカ  風柱が一番好き

17面

〈おしゃれノート〉
淡い色で軽やかに
スタイリスト 中村のんさん

10面

スタイリスト・中村のんさんの「おしゃれノート」。今回は例年以上に「軽やかな服」に注目が集まる春の装いについてです。

〈文化〉
一世一代 命の響きを
クラシックの殿堂で初の独奏
太鼓演奏50周年 林英哲さん

29面

太鼓奏者・林英哲さんが17日、演奏活動50周年記念コンサートを開きます。会場は日本のクラシック音楽の殿堂、東京・サントリーホール。独奏でのぞみます。

〈音楽〉
マウンド登場曲 歴代10曲の集大成
ももいろクローバーZ
アルバム「田中将大」

30面

ももいろクローバーZがアルバム「田中将大」を出しました。ライターの小山桜さんの解説です。

〈文化の灯を消すな〉
今の支援では限界
ライブハウス閉店、劇団活動休止・離職
「給付」「協力金」なぜできない
「WeNeedCulture」がオンラインで配信

31面

文化の灯を消させないと行動する、演劇、音楽、映画、美術の担い手による「WeNeedCulture」(WNC)。2月18日、現状と文化への思いを、約7時間、オンラインで配信しました。

静岡市議選 19日告示、28人投票
大型開発よりコロナ対策
4人全員当選で議案提案権獲得を

32面

静岡県の県都・静岡市議選(定数48)が19日告示(28日投票)でたたかわれます。日本共産党は現有3から1議席増の4議席に挑戦し、議案提案権の獲得をめざします。

〈経済これって何?〉菅政権の「デジタル改革」法案
国が個人情報丸ごと握る危険
日本共産党政策委員会・湯浅和己さん

20面

〈たび〉
参勤交代路に屋号看板
宮城・七ケ宿

21面

地球にんげん宣言!
渋谷敦志
もっと教育を

34面

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