2020年11月15日号

菅義偉首相による日本学術会議への人事介入問題。衆・参予算委員会での日本共産党の志位和夫委員長(4日)と小池晃書記局長(6日)の追及で、首相の任命拒否の理由が次々に崩れていきました。菅首相はついには苦し紛れの卑劣な「ウソ」まで…。
4面~6面で衆参予算委詳報特集
作家の桐野夏生さんが長編『日没』を出版しました。作家を主人公に表現が不自由な社会を問う物語です。
新型コロナウイルス感染症が学生生活を直撃しています。日本民主青年同盟(民青)が中心になって全国各地で学生への食料支援活動を実施。33都道府県の120の学校・学園で、306回の食料支援が行われ、利用者は1万人を超えています。
日本学術会議は、不同意の性行為を処罰する刑法改正を求める提言をまとめました。提言をまとめた一人、後藤弘子・千葉大学教授にその背景と意義について聞きました。
俳優になって12年。シリアスな作品に携わることが増えてきました。公開間近の映画「滑走路」はその中でも別格です。
東京外かく環状道路本線トンネル工事のルート真上、東京都調布市の住宅街で起きた陥没事故(10月18日)。その付近でトンネル掘削が難航していたとの日曜版(11月8日号)報道を事業者の東日本高速道路も認めました。
農業者や消費者から批判を受け、通常国会で継続審議になった種苗法改定案。菅政権は臨時国会での成立を狙っています。東京大学大学院教授の鈴木宣弘さんに聞きました。
批判の声が広がる菅義偉首相の日本学術会議の任命拒否問題。イタリア学会が出した拒否を批判する「声明」が話題になっています。会長の藤谷道夫さん(慶応大学教授)に話を聞きました。
陸上自衛隊の木更津駐屯地に配備している垂直離着陸機V22オスプレイが6日、試験飛行を始めました。7日には、同県船橋市で「オスプレイいらない! 習志野・八千代・船橋市民集会」が開かれました。
サッカーのイングランド・プレミアリーグでトッテナムに所属する韓国代表のストライカー、ソン・フンミン選手が得点ランキングで1位タイにつけています。活躍の秘密を、サッカー解説者の都並敏史さん(元日本代表)が分析します。
大学で考古学を学ぶ学生が、任意団体「福井城を守る会」の来春設立を目指し、SNSで参加を呼びかけています。福井城の城下町で生まれ育った男性(19)です。
認知症の母との思い出を通じ、認知症の人の世界や周囲との交流を描きます。(隔月第3週掲載)
フード付きの、さっと羽織れるコートです。フード部分は、前身ごろから続けて型紙をとる方法でシンプルに作ります。
東京・新大久保が大きく変わっています。新著『ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く』を出したノンフィクションライターの室橋裕和さんに話を聞きました。
コロナ禍で大打撃を受けた文化・芸術分野-。文化庁は第2次補正予算で約509億円を計上し「文化芸術活動の継続支援事業」を始めました。10月30日時点で交付決定したのは124億8058万円です。
テレビドラマの世界は「コロナ後」の通常運転が始まっています。2020年秋クールのドラマを、フリーライターの岩根彰子さんが解説します。
新型コロナに関連する自殺の増加が心配されています。日本自殺予防学会の理事長で、帝京大学医学部の張賢徳教授に話を聞きました。
混戦となった米大統領選挙(3日)は7日までの開票で民主党のバイデン前副大統領が当然を確実にし、共和党のトランプ現大統領を破りました。