2020年11月8日号

市民の良識が130年の歴史を持つ大阪市を守りました。大阪市廃止・分割(「大阪都」構想)の是非を問う住民投票。「反対」多数で、大阪維新の会(代表・松井一郎大阪市長)の一丁目一番地・「都」構想の制度案は2015年に続き、再び廃案になりました。


菅政権になって初めての衆参代表質問が行われました。日本共産党から志位和夫委員長、小池晃書記局長が立ち、菅首相の強権政治をただしました。

東京外かく環状道路(外環道)工事との関係が注目されている東京都調布市の陥没事故(10月18日)。陥没現場付近でトンネル掘削していたシールドマシン(掘削機)に、掘進困難となる重大トラブルが起きていたことが編集部の調べで分かりました。

自然保護の3団体―日本自然保護協会、日本野鳥の会、世界自然保護基金ジャパンが連名で、日本学術会議会員の任命拒否に抗議する声明を発表しました(10月13日)。日本野鳥の会の上田恵介会長に思いを聞きました。

菅首相による日本学術会議の会員候補6人の任命拒否問題で焦点となっている憲法23条の「学問の自由」。「学問の自由」とは何か。任命拒否をどう見るのか―。早稲田大学の長谷部恭男教授に聞きました。

シリーズ「だまされないで」。今回は「大金が手に入る」と持ちかけて、銀行口座番号や暗証番号、キャッシュカード、個人情報をだまし取る詐欺の手口を紹介します。

雨のあと、丸い水滴が乗っかっている葉があります。水をはじくのに水滴が転がり落ちないのはなぜでしょうか。

新型コロナウイルスの感染拡大の中「院内感染を防ぐため」として病院から個室への入院を求められ、差額ベッド料を請求される例が相次いでいます。

宮城の伝統工芸品・雄勝硯。昨年春、雄勝硯生産販売協同組合(石巻市)で入職した2人の若者を訪ねました。

国内外の「分断」の現場から人々の声を伝え続けるジャーナリストの堀潤さんに話を聞きました。

戦後75年を考える貴重な機会となりました。ライブシンポジウム「バーチャル修学旅行で歴史を学ぼう 広島・長崎・沖縄」(10月24日)に、全国から700人余の中高生がオンラインで参加しました。

国政の大問題となっている、菅義偉首相による日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命拒否。憲法23条が保障する「学問の自由」を侵害する暴挙に、抗議の声が広がっています。



歌手の中孝介さんが新アルバム「あなたがいるだけで」をリリースしました。話を聞きました。

今年、役者人生50周年を迎えた加藤健一さん。芝居づくりと、記念公演「プレッシャー ―ノルマンディーの空―」への思いを寄稿してもらいました。

10月17日のニュージーランド総選挙でアーダーン首相率いる労働党が圧勝しました。新型コロナウイルス対策で国民の信任を得ての圧勝です。

年納めの11月場所はコロナ禍の影響で、会場を福岡から東京の両国国技館に移して8日から行われます。相撲ジャーナリストの荒井太郎さんが展望します。


青春映画で1972年に鮮烈にデビューし48年。女優人生をふりかえる『秋吉久美子 調書』(筑摩書房)を出版しました。
