囲碁・将棋

囲碁の張瑞傑（ちょう・ずいけつ）六段（２６）対蕭鈺洋（しょう・ぎょくよう）三段（１９）の対決となった第５０期新人王戦（しんぶん赤旗主催）決勝三番勝負第２局は９月１７日、東京都千代田区の日本棋院東京本院でおこなわれ、午後４時４４分、１９４手までで蕭三段が白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ２連勝で優勝を決め、新人王を獲得しました。

新人王戦本戦出場は２回目。今期は、表悠斗三段、中濵孝ノ輔二段、青木裕孝三段、伊了四段を破って決勝三番勝負に進出しました。

序盤に「研究して知っている形になってラッキーだった」という形に相手を誘いこんでリードを奪い、そのリードを守って勝ち切りました。

「最後のタイトルにならないように、これからも頑張ります」と語った蕭三段。ちょうどこの日が１９歳の誕生日。最高のプレゼントを自身に贈りました。

しょう・ぎょくよう　２００６年９月１７日生まれ。台湾出身。洪清泉四段門下。２３年度入段（夏季採用）、２５年三段昇段。