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2026年3月17日

党づくりでも選挙勝利でも反転攻勢の突破口開こう

「手紙」活用しきって全支部・全党員の運動へ
日本共産党8中総閉幕

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(写真)全員賛成で採択された8中総決定=15日、党本部

 日本共産党第8回中央委員会総会は15日、志位和夫議長のあいさつ、「手紙」、田村智子委員長の第一報告、山下芳生副委員長の第二報告、志位議長の中間発言、田村委員長の結語を全員一致で採択し、3日間の日程を終え閉会しました。のべ98人が発言しました。第30回党大会までに党づくりで後退から前進へ歴史的転換をはたす決意がみなぎる総会となりました。(「手紙」志位議長の中間発言田村委員長の結語関連記事

田村委員長が結語

 田村委員長は結語で、「討論はすべてが幹部会の提起を正面から受け止め、率直に現状を語り、決意を語る充実したものだった」と述べ、大きな成功をおさめることができたと強調しました。

 田村氏は「どうしたら全支部、全党員の運動にできるか」との志位議長の中間発言(14日)の問題提起にこたえ、「率直で活発な討論が行われたことは8中総の最大の特徴となった」として、三つの角度から特徴を語りました。

 一つ目は、総選挙後の「危険と希望が交錯する情勢」のもとで、世代的継承を軸とした党づくりの客観的な可能性や条件がかつてなく存在していることが豊かに語られたことです。

 田村氏は、全国各地で若い世代の入党の経験が発言で紹介されたと指摘。「日本共産党の存在意義がこれほど輝きを持ち、世界と日本の情勢に危機感や不安を持つ国民に、日本共産党との出会いがこれほど待たれているときはないことが示された」と述べました。

 同時に、「危険と希望が交錯する」情勢は現在進行形であり、今後、高市政権と国民の要求との矛盾がさらに噴き出すとして、「共産党ががんばらずしてどうするのかとの決意を全支部のものとしよう」と呼び掛けました。

 二つ目は、党づくりの主体的条件として、「新しい二つのチャレンジ」(「要求対話・アンケート」と「『赤本』『青本』の学習」)に、選挙勝利と党づくりでの前進を勝ち取るカギがあると実践で示されたことです。

 「要求対話・アンケート」活動では、党中央のイニシアチブが弱まったもとで地区・支部のなかに系統的な取り組みがあったことが発言で語られたとして、「戦略的大方針として全支部に『要求対話・アンケート』を日常的に広げ、『対話の文化』をつくろう」と訴え。「赤本」「青本」学習では、党員の成長、党外の人たちが学習会に参加するなど「化学変化」が起きていることを語り、これも全ての支部でとりくむことに「本気で挑戦しよう」と呼び掛けました。

 三つ目は、「手紙」を活用しきって、今度こそ全支部・グループの運動にしようとの率直な議論が深められたことです。

 田村氏は「『手紙』の討議、返事、返事に対し支部にどう答えるか本気でとりくむ、機関活動の改革にとりくむ決意が共通のものとなった」として、「党中央、とくに常任幹部会も、機関の悩みや困難を、ともに乗り越えるため自己改革していく」決意を表明しました。

 田村氏は、「手紙」に記した三つの自己改革が討論で深められたことも指摘。(1)大志ある目標を掲げながら「できること」を一つひとつ実現していくことを援助する(2)「短期の視野」のとりくみと「中長期の視野」のとりくみを両立させる(3)「進んだ経験」の紹介だけでなく、「困難な実態をどう変えたか」に焦点を当て教訓をものにしていくイニシアチブ―についての発言や寄せられた意見を紹介し、互いに改革を探求しようと述べました。

 統一地方選・中間選挙、次の国政選挙の勝利をめざす活動について、田村氏は「ここから反転攻勢の突破口をひらく」という力強い発言が続いたと指摘。今年の使い方として、「第30回党大会を40年ぶりの党建設の前進のなかで迎える。ここに全党の力を集める」とともに、「党大会までに前倒しで選挙勝利のための独自の活動をやりぬく」ことを強調。中間選挙についても、党づくりと一体的、相乗的に前進させることを訴えました。

 総選挙の教訓である、衆議院比例ブロックごとの得票目標と議席目標をあらゆる選挙活動、党活動全体の「軸」にすえることについて、日本共産党そのものへの支持を増やすことをあらゆる活動の「軸」にすえることであり、「比例代表の候補者は一人ひとりの日本共産党員だ」と指摘。この立場に立つことで、地方選挙に勝利する道が開かれると強調しました。

 田村氏は最後に、「8中総の内容を全党に届け徹底していくことは、党づくりの成功にとっても選挙勝利にとっても最初の関門になる」と述べ、8中総決定を全党員が読了・討議する文献とすることを発表。▽「あいさつ」と「手紙」をまずセットで討議・具体化し、「何か一つでもできること」から実践に踏み出す▽実践に踏み出すなかでそのほかの文献の具体化・実践を進める―ことを呼び掛けました。

 その上で、「今度こそ100%の支部がたちあがる運動をどうつくるか。総会は、活発で率直で、真剣な討論がかわされた。8中総の討論を胸にきざんで奮闘することを心から訴える」と語りました。