(写真)「主権者は私たち」「憲法改悪絶対反対」とコールする人たち=3日、国会正門前
日本国憲法が公布されて80年の3日、全国各地で憲法を守り生かそうと求める宣伝や講演会が行われました。国会正門前では「主権者は私たち!11・3憲法大行動 改憲・軍拡・差別NO!今こそいのちと暮らしを守る政治を!」が取り組まれました。主催は総がかり行動実行委員会と9条改憲NO!全国市民アクション。「輝け憲法 日本の礎」「NO WAR」などのボードを持った1万4000人(主催者発表)が参加し「改憲反対」「市民の声で政治を変えよう」とコールしました。(田村委員長のあいさつ・関連記事)
主催者あいさつで戦争をさせない1000人委員会の内田雅敏さんは、戦争責任や沖縄の基地負担などが解決されない限り「未完の憲法」のままだと指摘。「中国との友好、平和を確認した平和資源を生かして憲法97条を実践していこう」と述べました。
スピーチで前沖縄県知事の玉城デニーさんは「非核三原則が見直しされれば再び戦争の恐怖が持ち込まれる。戦争させるきっかけをつくらない大きな声を渦にしていこう」と呼びかけ。早稲田大学名誉教授の浅倉むつ子さんは「議員定数という民主主義の大切な仕組みを党利党略で変えるべきでない」と強調し、新外交イニシアティブ事務局長の巖谷(いわや)陽次郎さんは「安心を届け、戦争の芽を摘む外交に力を入れるよう日本を変えよう」と述べました。
(写真)あいさつする田村智子委員長(中央)と小池晃書記局長(左)、山添拓政策委員長=3日、国会正門前
日本共産党の田村智子委員長、立憲民主党の岸真紀子参院議員、民主改革の会の有田芳生衆院議員、社民党の福島瑞穂党首、「沖縄の風」の伊波洋一参院議員があいさつ。田村氏は、初の女性参政権、20歳以上の普通選挙で選ばれた議会のもと、41回の審議で誕生したのが日本国憲法だと強調。「先の戦争の加害と被害の歴史をあまりにも軽視する高市早苗首相が憲法を変えると言うのは、本当に恐ろしいこと」だと述べ、「戦争国家づくり」と、そのために狙う議員定数削減を止めることを訴え、「国民、野党と連帯して頑張る」と決意表明しました。
友人2人を誘って参加した東京都内在住のAさん(31)は「権力者を縛る憲法を高市政権に変えられたくない。誰かを殺し殺される当事者になりたくない」と語りました。

