「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」(全国革新懇)は30日、東京都内で第45回総会を開き、報告と提案、新役員を確認しました。「『三つの共同目標』を軸に共闘を広げ、『戦争する国づくり』と改憲阻止へ強固な世論と運動をつくりだそう」をスローガンに、各地域・分野の代表者が取り組みを交流。自民党政治が急速に進める大軍拡と改憲の策動に対抗し、憲法を真ん中にすえた共闘を広めていく決意を固め合いました。
(写真)報告と提案をする小田川義和代表世話人・事務室長=30日、東京都文京区
革新懇は、政治を大本から変える安保条約廃棄など(1)生活向上(2)民主主義(3)平和―を巡る「三つの共同目標」を掲げています。
全国革新懇の小田川義和事務室長が活動の報告と提案を行い、革新懇が世界各地の戦争に反対して奮闘してきたことは市民を励まし、改憲反対のペンライト集会が広がっていると指摘。「『戦争する国づくり』を許さない全ての市民との共同を幅広く粘り強く追求し、世論と運動を草の根から広げるために奮闘し合おう」と呼びかけました。
日本共産党の田村智子委員長が特別報告を行い、「9条守れ」の新たな運動の間口をさらに広げ、確かな共同としていくことが労働組合をはじめ団体や政党に問われていると強調。共同の基軸は「9条改悪と大軍拡の根本にあるアメリカ言いなりの政治に対決していくこと」だと述べ、「戦争は嫌だ」を入り口に「『日米同盟が基軸』で思考停止していいのか」と問う運動と共闘を広げていこうと呼びかけました。(田村委員長の特別報告要旨)
宮城達沖縄革新懇事務局長と西村美幸日本平和委員会事務局次長、立花勝博大阪・交野革新懇事務局長の3氏も特別報告に立ちました。(3氏の特別報告要旨)
討論では各地の革新懇などが多彩な活動を報告。「街頭で市民に『ハンドマイクをお貸しするのでモヤモヤを話してください』と呼びかけ対話している」(愛知)、「SNS活用講座を開催し、平和と暮らしを守るための動画をバズらせようと盛り上がった。対話では考えが違っても諦めず、共有できる思いを探していくことが大切だ」(青年)などと報告しました。
全国革新懇代表世話人からは冨田宏治関西学院大学教授が開会あいさつを、石川康宏神戸女学院大学名誉教授が閉会あいさつをそれぞれ行い、石川氏は憲法の力を訴え、憲法のもとで80年間育ってきた人間の持っている力が「いまペンライトの数となって表れてきている」と強調しました。

