党創立記念講演を力に「集中期間」の目標総達成を
2026年7月22日 「集中期間」推進本部長 小池晃
猛暑の中の連日の奮闘に心から敬意を表します。
今日、この訴えを緊急に行うことにしたのは、大きく成功した党創立104周年記念講演会を徹底的に力にして、「集中期間」の二つの重点課題の目標--(1)党員拡大で必ず現勢での前進に転じる。全国で2万人に働きかけ、2000人の新規入党者を迎える、(2)すべての支部・グループが「手紙」を討議し「返事」を寄せる--この目標を総達成しようということを、全国のみなさんに訴えるためです。
「集中期間」の期日となる7月末まで、今日を含めてあと10日です。全党のみなさんの奮闘で、5月までの活動の水準を、6月、7月のとりくみによって大きく引き上げつつあります。そのことに確信をもって、「集中期間」の目標をなんとしてもやりきるために、総決起を心から訴えます。
「集中期間」の到達点--がんばりいかんで目標達成はできる
「集中期間」の到達点はどうか。“目標総達成にはさらなる飛躍が必要だが、その条件は間違いなくつくってきた”--このことに確信をもって頑張りぬくことを呼びかけます。
党員拡大は、7月5132人に働きかけ、入党の申し込みが344人、そのうち青年・学生が26人、30代~50代の真ん中世代が74人となっています。先月の同時期と比較すると、入党の働きかけは2・5倍、申し込みは2・2倍のテンポとなっており、事実上ほぼ止まっていた状態から、6月に動かし始め、7月はさらに前進し、第29回党大会以後では最高のペースとなりつつあります。
「しんぶん赤旗」購読約束は、日刊紙479人、日曜版2841人で、読者拡大でも先月の同時期を若干上回る拡大となっています。目標達成には、なお相当の奮闘が必要ですが、入党の働きかけ目標をとことん追求しながら、読者拡大でも独自の手だてをとって推進するなら、1年ぶりに増勢をかちとれる可能性が生まれています。
8中総のあいさつ・「手紙」の討議・具体化支部は80・6%、「手紙」の「返事」を出した支部は36・4%です。幹部会の時点では「返事」を出した支部は16・2%でしたが、これも2倍以上の支部に広げてきました。
党員拡大でいえば、「集中期間」の目標との関係では、通算で働きかけが53・5%、申し込みが36・3%の到達にあり、目標をやりとげるには、日々のテンポを、入党の働きかけで3倍、党員拡大で5倍の規模へと広げることが必要です。「返事」のとりくみも、「手紙」を討議した支部数と「返事」を出した支部数には、なお開きがあります。
ここからが全党の運動にできるかどうかの正念場です。
しかし、記念講演を力にし、「返事」を機関も支部も生かして活動し、始まった運動を全地区、全支部へと広げぬくなら、「集中期間」の目標は、はるか手の届かない目標では決してありません。一日一日奮闘するならば、目標をやりとげる条件、可能性は存在しています。
記念講演会当日、2020年代で最高の80人を党に迎えたように、田村智子委員長の党創立記念講演が党員拡大の大きな力になり、視聴した党員の中に深い確信と展望をつちかっています。
8中総決定と幹部会決議の実践を通じて、新しい条件もつくってきました。若い世代のミーティングや労働分野の「集い」、「赤本」読書会などには党外の方々が少なからず参加しており、入党を検討している方々もたくさんいると思います。「赤リーフ2」を渡して入党を働きかけた人の中にも、これから話し合いを設定する人が多く残されています。要求対話や憲法の運動で新たな結びつきもつくられ、「つながり名簿」も広げてきています。
残る10日間、全党の奮闘でつくってきた条件、可能性をくみつくし、なんとしても「集中期間」の目標を達成しようではありませんか。目標達成のチャンスを、全党のあらゆる力を集めて必ずものにしようではありませんか。
記念講演の四つの特徴と魅力--徹底的に力にして入党の働きかけを広げぬこう
全党のみなさん。目標をやりとげるうえで、最大の政治的推進力になるのは田村委員長の記念講演です。これを全支部が視聴し、徹底的に力にして、入党の働きかけを、すべての支部の運動へと広げぬく。ここにカギがあることを、強く訴えたいと思います。
田村委員長の記念講演は、今後の日本社会を展望するうえでも、国際社会の中でも、日本共産党の存在意義と到達がかけがえのない値打ちをもっていることを伝えるとともに、8中総決定をふまえて“希望の明日を開く生き方を”と問いかける重要な中身になっています。
講演が、「国連憲章をめぐる岐路--平和の国際秩序をつくる道か、形骸化を許すのか」「日本国憲法をめぐる岐路--公布80年、憲法の力を発揮するのか、根本から覆す逆流を許すのか」「大企業中心が行き詰まるもと、無謀で危険な道を許していいのか」「資本主義というシステムをこのまま続けていいのか」という“四つの岐路”を明らかにしたことに、視聴者から「キーワードの“歴史の岐路”が、単なる標語ではなく、胸に響いた」などの感想が寄せられ、入党者も相次ぎました。
党活動、党建設に生かすべき記念講演の特徴と魅力を、4点述べたいと思います。
第一は、“四つの岐路”は、いずれも歴史的視野から語られていることです。「国連憲章をめぐる岐路」「日本国憲法をめぐる岐路」では、国連憲章が生まれてから81年の歴史、憲法公布から80年の歴史をふまえて、問題を提起しています。くらしと経済をめぐる「岐路」では、「大企業中心」という一貫した特徴とともに、「軍事費GDP比1%」の枠の中で経済成長をとげてきたという長期の視野をふまえ、高市政権がすすめる「無謀で危険な道」を告発しています。資本主義をめぐる提起では、文字通り人類史的な「岐路」という射程で問題を論じています。
第二は、それぞれの岐路に関して、危険性の告発を厳しく行うとともに、「希望はある」ことを力強く語っていることです。「国連憲章をめぐる岐路」でいえば、いかにアメリカ・トランプ政権が国内外で孤立しているか、平和の国際秩序をつくる流れが歴史の本流として広がっているかを語っています。
第三は、“四つの岐路”のすべてで、日本共産党のかけがえのない値打ち--国内政治、国際政治で果たしている先駆的役割、綱領路線にもとづく理論的探究の先駆的到達点を、生きた形で語っていることです。軍事力で平和はつくれないことを太く明らかにした「Q&A戦争と平和」や「富の一極集中」に切り込む立場、「赤本」「青本」の学習や北米訪問報告会など、この間、党が提起してきた打開の方向や理論交流の成果などが全体にわたって盛り込まれています。
第四は、“四つの岐路”で、それぞれ生き方を問いかけていることです。資本主義システムを問うた最後の柱では、「人間の社会はたいへんに複雑で、表面を見ただけでは混沌(こんとん)としたもののように見えます。しかしそこには、たしかな発展の法則が存在します」と述べて、科学的社会主義の古典を学ぶことが、一人ひとりの人生にとっての羅針盤を得ることになり、人生を「生きる甲斐(かい)ある豊かなものとすることは疑いない」と問いかけています。
こうして、“四つの岐路”と生き方が語られる画期的な講演となっています。最後の結びで、次期党大会の意義が田村委員長の言葉で語られていることも大変重要です。
この記念講演を徹底的に生かして、「集中期間」の目標達成の力にしていくことを、心から訴えます。
記念講演の動画を、「集い」、入党懇談会でおおいに活用し、入党を働きかけましょう。対象者の都合にあわせたミニ「集い」を今からでもどんどん設定して働きかけましょう。そのためにも、時間をとることを惜しまず、支部で視聴・討議し、情勢と党の任務を深くつかむ力にして、党づくりに踏み出そうではありませんか。
中央として、記念講演の全文を簡易リーフにした版下を本日昼までにホームページにアップします。ダイジェスト動画も今週末までにできるよう作成中です。これをぜひ活用しましょう。
党員拡大の目標達成を正面から追求しつつ、読者拡大の独自の手だてをとり、全県・全地区が読者拡大でも前進に転じ、目標達成にむかうことを訴えます。
高市政権が、皇室典範改定の強行など国民世論に背く強権政治をすすめるもとで、各紙の世論調査で内閣支持率が急落しています。その中で、筋を貫いて悪法に反対の論陣を張り、暮らしの緊急要求など対案も示して、高市政権と対決しているわが党への期待が一段と高まっています。憲法署名、要求対話で訪問、宣伝に広くうってでながら、「赤旗」の購読をどんどん訴えようではありませんか。
カギは全支部の運動にできるかどうか--支部の「返事」、党大会成功をすえた討議を最後まで貫こう
全党のみなさん。「集中期間」の目標総達成にとっても、そして次期党大会の成功にむけても、すべての支部が8中総の「手紙」の「返事」を出し、何か一つでも具体化・実践に踏み出していくこと、そして第30回党大会の成功を正面にすえて党員拡大を討議し、全支部・グループの運動をつくりだす努力を最後まで貫くことがカギとなります。
支部の「返事」には、豊かな党づくりへの手がかりや支部が踏み切るうえでの悩みが書かれています。県・地区役員、地方議員・候補者が「返事」を生かし、支部のみなさんの相談に乗って一緒に足を踏み出すなら、どの支部でも必ず変化をつくることはできます。
第30回党大会を長期の後退から前進に転じる歴史的転換点にしていくには、「集中期間」の目標達成とともに、さらに9月末までの中間目標をやりとげ、前大会現勢の回復・突破の目標へ、すべての支部・グループの運動にしていく以外にありません。
来たるべき党大会は、「党をつくり、反転攻勢を実現する」ことを全党の決意とし、そのための政治的、理論的、組織的な方針を明らかにする歴史的任務をもつものとなるでしょう。党勢の前進で党大会を迎えられれば、国政選挙の連続後退をはね返して前に進もうという、明るい大会として大成功することは間違いありません。そのことが、次の国政選挙の勝利、来春の統一地方選挙での勝利への何よりもの保障となり、新たな活力となるでしょう。
「集中期間」の残る期間、7月末までに100%の支部に「返事」を出してもらい、全支部・グループが何か一つでも踏み出すために奮闘しようではありませんか。党大会成功を正面にすえて党員拡大を具体化し、入党の働きかけを3割、5割、全支部へと広げぬいて目標をやりとげようではありませんか。
推進本部長として私も一日一日全力をあげます。頑張りましょう。



