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科学記事の紹介 3月

「科学のページ」(隔週の日曜日付)、ニュース面に掲載した最近の記事を、いくつか紹介します。

太陽光パネル下、作物の収量は維持できる!?
米・大豆・サツマイモで初検証

【科学のページ 4/5】農地の上に太陽光パネルを設置して発電し、その下で農業を行う「営農型太陽光発電」(ソーラーシェアリング)の活用は、土地利用効率が高く、電力を売ることで農家の収益向上につながるとして国内外で注目されています。多くの場合、パネル下で太陽光が遮られても育ちやすい野菜や果物などが栽培されています。千葉大学などの研究チームが着目したのは、研究例が少ない米、大豆、イモ類。パネル下でも収量が維持できるのか、初の検証に挑みました。(原千拓)

「気候災害」は人災
夏の猛暑・豪雨、冬の豪雪…温暖化で常態化

【科学のページ 3/22】 昨年の猛暑に続き、冬は日本海側を中心に豪雪に見舞われた地域が多くありました。こうしたまれに発生するような異常気象は、かつては自然の揺らぎとされてきましたが、近年は毎年みられるようになりました。研究者の間では「気候災害」という新たな言葉が広がり始めています。単なる自然現象としての気象災害ではなく、人間活動による気候変動が引き起こした「人災」としての側面を強調する言葉です。専門家は、地球温暖化を抑制しなければ気候災害は抑えられないだろうと警鐘を鳴らしています。(原千拓)

PFAS 妊婦・子どもに悪影響
研究結果次々発表

【科学のページ 3/8】米軍や自衛隊の基地、工場周辺などで深刻な汚染が社会問題になっている有機フッ素化合物(総称=PFAS〈ピーファス〉)。最近、妊婦や子どもへの健康影響に関する研究結果が次々と発表されています。血液中のPFAS濃度が、汚染地域の住民よりもかなり低い、日本国内の平均レベルの母親の妊娠・出産リスクにも影響を及ぼしている可能性を示唆する結果も報告されています。(中村秀生)

雨不足で渇水拡大
要因の大本に地球温暖化

【気になるサイエンス 3/9】東日本の太平洋側や西日本の広い範囲で記録的な雨不足による渇水傾向が広がり、水道・農業用水の不足が懸念されています。なぜ、このような現象が起きているのでしょうか。専門家は、要因の大本に地球温暖化が深く関わっていると指摘します。(原千拓)

 

スキージャンプの極意解析
踏み切りスタイル4分類判明

【科学リポート 2/10】ミラノ・コルティナ五輪で注目された、ノルディックスキー・ジャンプ。五輪代表選手を含む国際的なトップ選手たちが培ってきた「飛び方」を、科学で解明しようと、北翔大学(北海道江別市)や理化学研究所、神戸大学の研究チームがスーパーコンピューター「富岳」を駆使して迫りました。解析から、飛んだ瞬間に繰り広げられる“型”が見えてきました。(原千拓)

 

 

クジラも赤ちゃんに「高い高~い」

【自然の不思議 1/25】マッコウクジラの極めて稀(まれ)な行動の撮影に成功したとする二つの論文が発表されました。一つは出産直後の赤ちゃんを群れで支え合う姿。もう一つは小説『白鯨』を彷彿(ほうふつ)させるようなクジラが体当たりする瞬間を捉えました。

 

 

 

這ってつかんで取り外せるハンドロボ

【新くふう新技術 2/9】 腕から切り離し、這(は)いながら物をつかむことができるロボットハンドを、スイス連邦工科大学などの研究チームが開発しました。

うれしいと活動的になるワケ

【暮らしのなかのはて? なぜ? 3/8】うれしさを感じたとき、自然と足取りが軽く早く歩くなど、体の動きが活動的になったりします。その理由についてはわかっていません。米コロラド大学の研究チームが、脳内物質ドーパミンの分泌が急増するためである可能性が高いことを実験で示しました。

 

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