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2026年11月5日

トランプ与党 歴史的敗北

米中間選挙 民主党が上下両院奪還

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(写真)共和党トランプ米政権に国民的審判を下した選挙結果に喜ぶDSA会員や若者ら=3日、ワシントン(洞口昇幸撮影)

 【ワシントン=洞口昇幸】トランプ米政権への国民的評価が示される中間選挙が3日、全米で投開票されました。米メディアによると、野党民主党は連邦議会の上下両院で多数派奪還を確実にしました。トランプ大統領率いる与党共和党は、牙城州で相次ぎ落選する歴史的敗北。国民は第2次トランプ政権の2年間に厳しい審判を下しました。

 CNNテレビによると、全議席改選の連邦下院(定数435)は、米東部時間4日午前4時(日本時間同午後6時)の段階で、共和党の139議席に対し、民主党は過半数218を上回る229議席の当選を確実にしています。

 上院(定数100)は補欠選挙と合わせ35議席を巡って争われ、同午前4時の段階で共和党の議席は非改選含めて44にとどまり、民主党は過半数の54議席を獲得する見通しです。共和党は強固な地盤だったテキサス、オハイオ、カンザスなどで敗北しました。各地の知事選挙でも、民主党が躍進しています。

 米メディアは、イラン軍事攻撃、高関税政策、物価高、民主主義への攻撃、汚職などを巡り、「極めて不人気な大統領への強烈な非難」が表明されたと報じています。選挙結果を受けて、民主党下院のジェフリーズ院内総務は「国民は米国民のために働く議会を望んでいる」と述べました。

 トランプ氏は米紙ニューヨーク・タイムズに「結果を受け入れる用意がある」と述べる一方、「私は完全な拒否権を持っている」と語り、民主党提出の法案などを大統領権限で阻止する姿勢も示しました。

 首都ワシントンに隣接するバージニア州内の投票所で早朝に投票したというジェフ・ピアソンさん(36)は「イランへの軍事攻撃は無意味なものだっただけでなく、燃料費高騰をもたらした」と非難。「民主党にはアフォーダビリティー(暮らしの手頃さ)を実現するよう素早く動いてほしい。勝つだけでなく結果を出すことも求められる」と強調しました。

 民主党進歩派で「民主的社会主義」を掲げるサンダース上院議員は3日夜のX(旧ツイッター)で、民主党が上下両院を掌握したことを歓迎。一方で「労働者とその家族のために、より積極的に闘わなければならない。もう言い訳は許されない」と強調し、経済格差の解決などに真剣に取り組むよう求めました。(関連記事)