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2026年10月26日

民意切り捨て強権助長

衆院比例31削減 批判
NHKで塩川氏

 日本共産党の塩川鉄也国対委員長は25日、NHK番組「日曜討論」に出演し、自民党・日本維新の会の与党が狙う衆院議員定数削減について、各党国対委員長らと議論を交わしました。塩川氏は、自民党が衆院選挙制度政党間協議(22日)で示した衆院比例定数31議席を削減する案に反対を表明。野党の多くも、同案に反対しました。(関連記事)


 塩川氏は、国民の代表である国会議員の削減は「国民の声を削り多様な民意を切り捨てるもので、断固反対だ」と述べ、行政監視機能も後退させることも極めて重大だと批判しました。

 自民党の村井英樹氏は、2015年の人口と30年の推計人口を比べ、6・7%減少することから削減数31を算出したと発言。塩川氏は「人口減少に応じた議員定数削減などというが、国際的にも歴史的にも今の衆院議席数は最も少ない。これ以上削る理屈はない」と指摘。「人口に合わせて、増やすことこそ必要だ」と主張しました。

 同案では、与党の資料でも自民と維新の議席占有率が現行より高まると述べ、「与党の強権的な政治のやり方をさらに助長するようなことは断じて認められない」と批判。さらに、「裏金問題、企業・団体献金の禁止の国会での議論を棚上げする理屈として定数削減を持ち出してきた。断じて認められない」と主張しました。

 野党各党は「賛同は難しい」(民主改革の会、後藤祐一氏)、「賛成しかねる」(公明党、中川康洋氏)、「根拠が希薄で意味がない」(参政党、和田政宗氏)と発言。国民民主党の古川元久氏は「われわれが言ってきた人口に応じたところ(削減)は一つの考えだ」として、「検討はしっかりしていきたい」と述べました。

 自民党の村井氏は「この案は野党にも配慮したものになっている」などと述べ、合意を取り付け、定数削減を含む法案を提出して「成立させたい」と意欲を示しました。維新の遠藤敬氏は継続審議となっている比例45削減法案に触れ「前国会で大方の話が出来上がっている」「野党の一部と、自民、維新で今国会で採決し成案を得るところまで調整が進んできた経緯がある」などと述べました。