(写真)記者会見する田村智子委員長=3日、国会内
日本共産党の田村智子委員長は3日、国会内で記者会見し、異常な国会をつくり出したのは自民党と日本維新の会だとして、衆院比例定数削減法案と「副首都」法案を与党が撤回し、国会を正常な状態に戻すべきだと表明しました。(関連記事)
田村氏は、異常な国会となっている原因は、衆院議長の下に置かれた選挙制度協議会で選挙制度の改革を議論している最中に、与党の自民、維新両党だけで比例定数削減法案を一方的に提出したことにあると指摘。しかも、野党が反対する中、連立政権合意によるものだからと与党のみで審議入りをごり押しし、野党が不在のまま質問時間を消費する「空回し」を強行した上、採決までちらつかせてきたと批判しました。
さらに、参院で審議が行われなくても、衆院で法案を採決してから60日たてば、衆院で再可決・成立させることができる「60日ルール」を念頭に、国会会期の大幅延長案が与党内で取り沙汰されていると指摘。「『国会には野党はいらない』『参院も必要ない』と言うに等しい、自民と維新による民主主義破壊、独裁政治そのものだ」と批判しました。
定数削減法案と「副首都」法案の審議は現在中断していますが、与党は皇室典範改定案の審議後に再開させる考えを示しています。
田村氏は「これでは異常な国会のままであり、民主主義破壊を許すことになる」として、2法案の撤回が国会正常化に不可欠だと強調。高市早苗首相による答弁拒否の姿勢も大問題だとして、野党が要求する予算委員会での集中審議に応じるべきだと主張しました。

