第2回21世紀マルクス主義国際学術会議が6日、中国福建省アモイ市のアモイ大学で、「中国文明と世界文明」をテーマに開催されました。これには、中国の大学、研究機関のマルクス主義研究の第一線の学者・研究者および米国、ベトナム、オーストラリア、アルゼンチン、ドイツなどの外国の学者とともに日本共産党から緒方靖夫副委員長が参加しました。(発言要旨)
会議は、3重の円卓形式でおこなわれ、今日の世界情勢のもとでの異なる文明の共存と交流の重要性、世界文明の多様性の尊重が地球的な発展の生命力と原動力になること、中国文明と中国現代化の関係、AI(人工知能)と文明、民主主義の関係などが議論されました。
緒方氏は、開会総会で基調報告者の1人として、「異なる文明間の対話と共存、文明の発展と個人の発展」と題して発言しました。
発言の中で緒方氏は、日本共産党綱領に明記されている文明論の内容と背景を紹介。▽文明は対立する宿命にあるのではなく相互理解によって共存しうること▽その基礎には国連憲章と普遍的人権があること▽マルクス主義の立場からの文明の発展と個人の発展の関係―の3点について述べました。
緒方氏は発言の最後に、先月発行されたばかりの志位和夫議長の著作、英語版『自由に処分できる時間と「資本論」』を示し、内容などを説明したうえで、会議のモデレーターに贈呈しました。
この発言について、「意義深い、洞察に富んだ報告だ」「文明の発展に関して個人の果たす役割が未来社会に至るまで語られた」などの感想が寄せられました。

