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2026年5月5日

米・カナダ訪問

志位議長 DSAシカゴ支部と交流
自由な意見交換で連帯強化を確認

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(写真)バイロン市議と握手する志位議長、DSAシカゴ支部、党訪問団のメンバー=2日、シカゴ市内(遠藤誠二撮影)

 【シカゴ=遠藤誠二】訪米中の日本共産党の志位和夫議長ら党代表団は2日、米民主的社会主義者(DSA)シカゴ支部を訪ね、1時間半にわたって、両組織の活動、政策課題、社会主義・共産主義などについて、互いに質問を出し合って自由な意見交換を行い、連帯を強めていくことを確認しました。

 シカゴ市郊外にあるDSAのバイロン市議会議員事務所を訪れた志位氏は、大勢のDSAメンバーの歓待を受けました。志位氏はまず、どのような市民要求をくみ取り、実現にむけ訴えているのかをききました。

 ショーン・ダフィー支部副責任者は、「タックス・ザ・リッチ(富裕層への課税)」を訴えていることを紹介。従業員1人につき21ドル課税する企業向けの税金の復活、所得100万ドル以上に3%の課税をすることで、教育の充実や家賃高騰対策にまわすことを呼びかけていると紹介しました。

 選挙キャンペーンなどの活動スタイルについては、全戸訪問とともに、産直バザーなどが開かれている広場に机を置いて対話する「テーブル・オペレーション」で市民とつながることを模索していると話しました。

 「会員を増やすにはどうしていますか」―志位氏のこの質問に、イベントや勉強会に誘うとともに、入会対象者と1対1で対面し、DSA綱領を説明したあと疑問を出してもらい、時間をかけて議論していると話しました。2週間に1度、夜の時間を利用し『資本論』学習会を、一般市民にも開放して行っていることも紹介。5年前にDSAメンバーになったホリーさんは、『資本論』を学び「剰余価値の理論を知り、労働と資本の関係がよく理解できた」と話しました。

 志位氏は、日本共産党は1万7000支部のうち7000以上の支部で、『資本論』の学習運動に取り組んでいることを話し、自身の著書『英語版・自由に処分できる時間と資本論』を贈呈したいと話すと、「すばらしい」との反応がよせられました。

 「共産主義に否定的な意見は日本では?」「SNSで本部ビルを見たが、たいへんに大きい。建設費は?」「組織の原則は?」など、DSA側からも質問が寄せられ、志位氏は一つ一つ丁寧に答えました。

 志位氏が、「日本共産党はアメリカによる帝国主義的な対日支配を打ち破るためにたたかっています。みなさんはトランプの帝国を倒すためにたたかっています。同じ相手と対峙(たいじ)しています。双方の連帯を強めましょう」と呼びかけました。DSA側は、「トランプの帝国に反対するたたかいで連帯することは大事です」と意気投合しました。(関連記事)