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2026年3月26日

自衛隊派兵の余地なし

米・イスラエルに攻撃中止求めよ
参院予算委 山添氏が迫る

 日本共産党の山添拓議員は25日の参院予算委員会で、先の日米首脳会談を受け、米・イスラエルのイラン攻撃を巡る高市早苗政権の対応を追及しました。「首相がトランプ大統領のご機嫌をうかがうことばかりを優先した結果、世界で孤立するトランプ氏に助け舟を出して『力による平和』を是認し礼賛した」と批判し、両国に攻撃中止を求めるよう要求しました。(論戦ハイライト)


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(写真)質問する山添拓議員=25日、参院予算委

 山添氏は、首脳会談で首相はホルムズ海峡への艦船派遣を巡り「できることとできないことを詳細に説明した」と述べたと指摘。「できることとは何か。憲法上も国際法上も自衛隊を派遣する余地などないではないか」と迫りました。

 外交を口実に答弁を避ける首相に対し、山添氏は、艦船派遣を巡り、首脳会談でトランプ氏が「日本はステップアップ=踏み込んで対応しようとしている。NATO(北大西洋条約機構)とは違う」と述べたことを挙げ、「ステップアップとは何か」と説明を求めました。首相は「ステップアップという表現がどこで出たのか思い出せない」などとはぐらかしました。

 さらに山添氏は自衛隊派兵を巡る「憲法9条の制約を説明したか」と追及。高市首相は「日本国の法律について話した」として正面から答えませんでした。

 山添氏は「歴代政権は9条を壊し、9条を変えようと狙ってきたが、9条が違法な戦争への協力・加担を止めている。この機に乗じて米国のために改憲を急ぐなど断じて許されない」と厳しく批判しました。

 さらに、首相が同日の質疑で、同海峡における将来的な機雷除去のための自衛隊派兵は、そのときの状況を見て判断すると述べたことについて「なぜ自衛隊が危険をおかして違法な戦争の後始末をしなければならないのか。機雷除去は戦争当事国の責任でさせるべきだ」と強調しました。

 山添氏は、首脳会談で首相が表明したイラン情勢の「早期沈静化」を願うなら「両国に攻撃をやめるよう求めるべきだ」と強調。8割超がイラン攻撃を「支持しない」とした世論調査を示し、「米国に追従し主体性を欠く姿勢は『法の支配』とも国民世論ともかけ離れている」と断じました。