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2026年3月19日

原発事故 終わっていない

岩渕氏「再稼働許されない」
参院予算委

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(写真)質問する岩渕友議員=18日、参院予算委

 日本共産党の岩渕友議員は18日の参院予算委員会で、東京電力福島第1原発事故から15年たってもいまだに続く深刻な被害を示し、「原発事故は終わっていない」と強調しました。安全性も保証できない原発の再稼働は許されないとし、原発ゼロを求めました。(論戦ハイライト)

 災害関連死は増え続け、2025年12月末時点で岩手県472人、宮城県932人、福島県2350人に上ります。福島県の関連死が多い理由について、復興庁の天河宏文統括官は、避難の影響が大きいと答弁。岩渕氏は「避難は今も続いている。原発事故さえなければ失うことのなかった命がある」と訴えました。

 福島第1原発の廃炉見通しもないなか、高市早苗首相は2月の施政方針演説で「原子力規制委員会により安全性が確認された原子炉の再稼働加速」に取り組むと表明しました。岩渕氏は、規制委は原発の安全性を確認しているかとただしました。規制委の山中伸介委員長は、原発が新規制基準に適合しているか審査・検査するとしつつ、規制基準への適合は100%安全を保証するものではないと答弁。岩渕氏は「誰も安全性を保証していない」と批判し、「こんなことで再稼働はできないのではないか」と迫りました。高市首相は、再稼働を進めるのが政府の一貫した方針だと強弁しました。

 岩渕氏は、再稼働の前提は崩れていると指摘し、「再稼働の加速など許されない。原発ゼロ、省エネルギー、再生可能エネルギーの導入拡大こそ行うべきだ」と要求しました。