(写真)質問する辰巳孝太郎議員=3日、衆院予算委
日本共産党の辰巳孝太郎議員は3日の衆院予算委員会で、統一協会と高市早苗首相との関係について追及しました。首相は1994~2001年の間に統一協会系の日刊紙「世界日報」に5回登場したことを初めて認めました。これまで首相は「世界日報」のダイジェスト版である教団系月刊誌『ビューポイント』(01年)掲載の対談記事1件しか認めていませんでした。(論戦ハイライト)
東京地裁は協会の解散命令の決定を出し、被害は少なくとも1559人、計約204億円に上ったと認定しました。全国霊感商法対策弁護士連絡会によると、全国にある弁護団と消費者センターに寄せられた相談件数は1987年から2023年の間に3万5287件、被害総額は1339億円に上ります。
辰巳氏は「史上空前の相談件数と被害総額」だと指摘しました。自民党が統一協会と癒着し、協会の反社会的行為に事実上のお墨付きを与えてきたと批判。「自民党や首相自身の統一協会との関係をうそなくつつみ隠さず国民に明らかにすることが絶対に必要だ」と迫りました。
辰巳氏は、首相が過去に自民党に報告した01年の『ビューポイント』以外にも、「世界日報」に5回(94、95、96、97、01年)登場していることを認めるかと追及しました。
首相は『ビューポイント』のほか「世界日報」に5回登場していることを認め、「旧統一協会の関係とは知らずに取材もインタビューも受けている」と答弁。「世界日報」のインタビューについては、自民党に「追加的に報告した」と述べました。
辰巳氏は「世界日報」への登場をこれまで認めてこなかったことを批判。首相が登場した94年から01年は統一協会の霊感商法や集団結婚式などがメディアで大きく報じられていた時期だとし、94年から5回もインタビューを受けながら関係を知らなかったというのは「筋が通らない」と批判しました。

