(写真)志位和夫議長の訴えを聞く人たち=29日、東京・立川駅北口
日本共産党の志位和夫議長は29日、東京・立川駅前で街頭演説し、「『比例は日本共産党』の声を広げに広げ、比例東京ブロックで田村智子委員長の議席を守り抜くとともに、宮本徹候補(東京20区重複)を必ず国会に送り返してください」と支持を訴えました。聴衆は大きな拍手と声援で応えました。(志位議長の訴え)
志位氏は、高市早苗首相が強行した解散・総選挙について、メディアからも国民不在、党利党略、疑惑隠しという強い批判が起きていると指摘。「これを迎え撃ち、日本共産党の躍進で日本の政治を変えるチャンスの選挙にしていきましょう」と力強く訴えました。
その上で志位氏は、各メディアが報じた序盤の選挙情勢に触れ、「選挙の結果を決めるのはメディアではありません。有権者の皆さんの審判です」と強調。「選挙は最後の最後まで頑張った者が勝利するのが鉄則です。最後まで支持の輪を広げに広げてください」と呼び掛けました。
宮本候補について志位氏は「安保の問題から暮らしと経済の問題まで、国政のあらゆる根本問題を正面から論じる力をもつオールラウンドの政治家です」と紹介。宮本氏の国会論戦を間近で見てきたとして「勇気を持ち、一歩も引かず、国民の声を堂々と代弁し、政治を動かす素晴らしい働きをしてきました。こんな立派な政治家が国会議員でないのは日本の損失です」と強調し、「東京20区でも猛追しています。勝利のために党派を超えたご支持をお願いします」と訴えました。
宮本候補は「政治は国民の幸せのためにあります。何よりも物価高騰から国民の暮らしを守り抜く政治に変えたい」と力を込めました。
新社会党が応援
新社会党の嶋崎英治・東京都本部委員長代行が応援に駆けつけました。
志位氏は、暮らし・経済と平和・外交の分野で自民党政治のチェンジと日本共産党の政策を縦横に語りました。
その中で、自民党の経済失政の一つとして、大株主・大企業への「富の一極集中」の政策がとられ、「自社株買い」や「黒字リストラ」が横行していることを告発。パナソニックが年間3000億円の黒字をあげながら1万人のリストラを計画しているなどの事例も挙げ、「こんなことを続ければ日本の未来はなくなります。“大株主栄えて、民滅び、日本滅ぶ”にしてはなりません」と訴えました。
また、「アベノミクス」の名での「異次元の金融緩和」や、「責任ある積極財政」の名での赤字国債の大増発が円の信頼を低下させ、異常円安の加速と物価高の深刻化を招いていると指摘。さらに国債の長期金利が上昇し、家賃や住宅ローンの負担も重くなっていると述べ、「国民を苦しめている物価高は自然現象ではなく、自民党がつくり出した政治災害です。こんな政治はもう変えましょう」と呼び掛けました。
志位氏は最後に、「憲法を真ん中にすえた確かな共同」の広がりを強調。日本共産党、社民党、新社会党が協力して選挙をたたかい、この間の遊説で訪れた愛知・福岡両県ではれいわ新選組とも協力が実現していると紹介し、「四つの党が協力しながらこの選挙をたたかっています」と強調。「右へ右への流れに対抗して、勇気を持って旗を掲げれば必ず多数になります。自民党政治のゆがみに切り込み、共同を広げる日本共産党の躍進をどうか勝ち取らせてください」と熱く訴えると、聴衆から歓声と拍手が湧き起こりました。

