いま、全国各地でうたごえ喫茶がブームです。赤旗まつりでも毎回、好評で日本共産党の市田忠義書記局長も"常連"です。
(写真)リクエストにこたえて、みんなで声を合わせるうたごえ喫茶(前回の赤旗まつり)
音楽文化集団ともしびが、赤旗まつり「うたごえ喫茶」実行委員会を立ち上げ、全面協力します。まつり当日のボランティアスタッフを募集。総勢130人が参加する予定です。
この1年だけで250回の出前うたごえ喫茶をおこなってきたともしび。最近は、米軍基地建設ノーで島民が声をあげた鹿児島県徳之島でもおこないました。新潟中越地震被災地の長岡市山古志で住民に大歓迎されたようすはテレビニュースで放映されました。
まつりのステージ責任者の清水正美さん(ソプラノ歌手)は「いい世の中をつくりたいという気持ちを心の底から共有できるのが、赤旗まつりのうたごえ喫茶です。若いスタッフにも、赤旗まつりのすごい熱気を感じてほしい。300席を用意してお待ちしています」と話します。
きたがわてつさん、松平晃さん、ともしび合唱団、国鉄東京合唱団などが出演。7日午後1時15分から、ロシアで受賞した若手のバラライカ奏者、北川翔さんが登場します。
場所は、第五福竜丸展示館の北側。6日は午前10時15分開場で午後6時まで、7日は午後4時までです。


初日の6日、秋空に響きわたる太鼓の音で、開幕を告げるのは「九条木遣り太鼓」。1966年に結成され、「首都圏に民族文化の花を咲かせよう!」の合言葉のもと、活動している「荒馬座」です。
7日は、うたごえ合唱団のみなさん。ステージいっぱいの200人の声が会場に広がります。
パンパンパパーン―。秋空に勢いよく響く張り扇の音。切れのいい語りの口上が道行く人の足を止め、注目を集めます。江戸時代の大道芸の一つで講談の原型とも言われる辻(つじ)講釈には、赤旗まつりの人気プログラムの「青空寄席」とはまた違った魅力があります。
テレビ出演や各地でのコンサートが多く人気抜群の、わが国を代表するジャズ・バイオリニストです。
第40回赤旗まつり(11月6~7日、都立夢の島公園)の野点(のだて=お茶)と生け花は、熱帯植物館のイベントホールでの開催となります。イベントホールは、全体がガラスばりで、天井が高く開放的です。各種の珍しい植物が植えられていて、こころ癒やされる空間となっており、前回、参加者に大好評でした。バリアフリーの会場なので障害者や高齢者も入りやすくなっています。








再来年、デビュー60周年を迎えます。
前回(4年前)に引き続き出演する国本武春さん。三味線1本で浪曲にロック、バラードを取り入れた「三味線ロック」で話題に。浪曲界の期待を担って30年、いまは日本浪曲協会副会長としても活躍中です。

初日のトリを務める三遊亭円丈さん。新作落語の旗手として知られています。二つ目のころには、青空寄席によく出演していました。今回は1988年以来22年ぶりの登場です。
「久しぶりの赤旗まつり開催ですね。会場に入るだけで雰囲気がちがって、みなさん生き生きしている。お客さんがステージと一体になって盛り上げてくれる。ああいう所で歌えるのは幸せです」
4年ぶりですか、赤旗まつりは。待ちに待っていたお客さんの期待にこたえなきゃと思うと、楽しみとともにプレッシャーも大きいですね。
新宿末広亭、「金比羅船々(こんぴららふね)」の出囃子(ばやし)で高座に上がると、「待ってましたっ」のかけ声が飛び、割れるような歓声と拍手に迎えられた柳家権太楼さん。働き者のおかみさんが、ぐうたら亭主のぐちをこぼしに駆け込んできて...。唇をかむ仕草、袂(たもと)で顔をおおう恥じらい、女性のかわいらしさがにおい立ちます。
11月6、7の2日間、「第40回 赤旗まつり」が開かれます。東京都江東区「夢の島公園」に作る中央舞台に、前回に続いてシンガー・ソングライターの普天間かおりさんが、立ち、伸びやかな歌声を披露します。