2005年2月18日(金)「しんぶん赤旗」

愛媛 県警報償費減額へ

県民、不正支出の疑念強く


 愛媛県は十七日、二〇〇五年度当初予算案で県警の捜査報償費を大幅に減額し、〇四年度の予算額(県費分四千四百九十一万円)の三分の一以下となる千三百七十二万円で計上しました。

 捜査報償費は、県警が捜査協力者などに支払うとされているものです。裏金づくりの実態について内部告発した同県警の仙波敏郎巡査部長(56)は、「捜査費の支払いはすべて架空で、協力者に支払われた事実はない」などと証言していました。

 「仙波さんに対する報復人事を許さない弁護団」の今川正章弁護士は、「捜査報償費が、本当に捜査に使われたのかわからない状態です。予算の削減は、県が捜査費の不正支出に対する疑念を払しょくできなかったからではないでしょうか」と話しました。

 捜査報償費を一度ゼロ計上し、県警に対して行われている特別監査の結果を受けて、再度計上するよう予算要望をした日本共産党の佐々木泉県議は「捜査費の減額は、不正支出問題への県民の怒りの表れです。引き続き議会で追及していきたい」と語りました。



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