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2005年2月13日(日)「しんぶん赤旗」 仏の高校生10万人デモ“不公平な入試改革反対”政府 教員、授業の削減もフランスでバカロレア(大学入学共通資格試験)の「改革」や高校教員の削減に対する高校生や教員の反対運動が急速に高まり、政府は法案の扱いに窮しています。高校生の抗議は、進学校が優遇される「改革」や授業科目が削減される恐れに向けられています。 パリからの報道によると、十日にはパリをはじめ仏全土で十万人が抗議のデモを行いました。八日のデモにも一万人が参加。法案審議が始まる十五日にも全国行動が予定されています。 バカロレアは高校卒業と大学入学試験を兼ねたもので、合格すれば原則として希望大学に入学することができます。 政府が昨年十二月に発表したバカロレア「改革」は、十二科目ある筆記試験を六に半減し、学校での平常テストと実習の成績を合否判定基準に加えるというもの。 十日のパリのデモに参加したある女生徒は「よい高校の出身者はすばらしい結果を得る。そうでない高校出身者は評価されない。そんなの生徒間の不公平を増すだけよ」と批判。「二〇〇七年からの導入だから、私には関係ないけど、弟や妹、私の子どもたちがひどいバック(バカロレアのこと)を受けることになるのよ」という生徒もいました。 法案には、普通高校の選択科目の一部や専門学校の(専門科目以外の)関連科目の削減も盛り込まれています。教育予算の節減が理由です。 また、生徒数の減少を主な理由に、来年度から高校教員、準教員合わせて五千五百人の採用が削減されます。教員は一月二十日にストライキを実施し、高校生の運動の先駆けとなりました。 抗議行動の高まりに窮した教育省は十一日、十四日に予定されている「改革」作業グループの無期限中止の通達を関係者に送付しました。同グループには教員組合、父母会、生徒の全国組織の代表が参加しています。この会合の中止は法案の撤回と受けとめられました。 ところがフィヨン教育相は同日、「グループは改めて開く。当面停止することは考えていない」と発表。あくまで「改革」を通す構えです。 |

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