2005年2月5日(土)「しんぶん赤旗」

米海兵隊イラク駐留指揮官が暴言

人を撃つのは楽しい

幹部も幹部 そろって擁護


 【ワシントン=山崎伸治】イラク駐留の米海兵隊指揮官が「人を撃つのは楽しい」と暴言し、海兵隊のヘイギー司令官は三日、発言に注意するよう、この指揮官に勧告しました。しかし司令官は同時にこの指揮官の功績は立派だと擁護するなど、海兵隊としてどこまで暴言について反省しているのかが疑われています。

 暴言は、イラクでファルージャ攻撃も指揮した第一海兵師団指揮官のマティス中将によるもので、二日のカリフォルニア州サンディエゴでの講演会で述べたもの。同指揮官はアフガニスタン、イラクでの対テロ戦争について話す中で、「実は戦闘はとても楽しい。なにしろ、ひどい連中がいて、あいつらを撃つのは楽しい。みなさんにははっきり言うが、私はけんかが好きだ」とのべました。これに対し、会場からは笑い声や拍手が起きたといいます。

 海兵隊のヘイギー司令官は三日、「彼も言葉遣いにはもっと注意すべきだったと認めている」との声明を発表。しかし「彼が戦争の不幸できびしい現実を振り返るつもりだったこともわかる」と擁護しました。

 海兵隊出身のペース統合参謀本部副議長も同日の記者会見で、「指導者は自分の言動に責任を持ち、つねに模範を示さなければならない」と一般的に述べたうえで、マティス指揮官について「正しい指導と人命の価値を理解している」と擁護しました。



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