2005年2月4日(金)「しんぶん赤旗」

党本部ビル 報道機関に公開

上田副委員長らが説明


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完成した党本部ビル内を見学するマスメディアの記者たち=3日、党本部

 全面建て替えした日本共産党新本部ビルが三日、報道関係者に公開されました。

 党本部ビル建設委員会責任者の上田耕一郎副委員長があいさつ。本部ビル建て直しの経過と五つの基本方針(「耐震性など安全性の重視」「国民に開かれた建物」「融通性に富み、単純明快」「簡素で経済性」「環境と高齢者・障害者に配慮」)をくわしく説明しました。

 上田氏は「倒壊の危険がある」という耐震診断を受けて、「建物が震災で崩れ、活動できないのでは政党の役割が果たせない」と全面建て替えした経過を説明。新ビルは耐震基準の一・二五倍になっており、「二十一世紀の政治革新の拠点として、百年はもつ堅ろうな建物」と説明しました。さらに、床面積は、党本部敷地と容積率(600%)を目いっぱい利用したもので、執務室は一人当たり九・六平方メートルと平均的な事務所と同じであること、政党にとって重要な会議室を重視したことなど本部ビルの特徴を話しました。

 建設資金についても、週刊誌で「企業献金も政党助成金も受けず、自前で自らの城を築いたことは偉業というべきだ」と指摘されたことも紹介しながら、半分を党の積立金、残る約半分を募金に支えられて建設したことを説明しました。

 説明のあと、大会議室、おもな執務室、エントランスホール、地下の駐車場を案内しました。



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