2005年2月2日(水)「しんぶん赤旗」

党本部ビルが完成

堅ろうで簡素、21世紀の拠点に


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竣工式を迎えた日本共産党本部ビル

 二十一世紀の政治革新の拠点となる日本共産党本部ビルの二期棟が完成し、一日、党本部ビル竣工(しゅんこう)式と懇親会がおこなわれました。二〇〇〇年の着工から四年八カ月、本部ビル全棟は無事完成し、日本共産党に引き渡されました。

竣工式と懇親会

 新しい党本部は、地上十一階地下一階の一期棟と地上八階地下二階の二期棟、二つの棟をつなぐ共用部分からなり、延べ床面積は約一万六千五百平方メートル(地下駐車場を含む)。

 日本共産党は阪神・淡路大震災直後に旧本部ビルの耐震診断で「震度7で倒壊の危険がある」とされたため、全面建て替えを決定。堅ろうで地震・災害に強く二十一世紀の長期にわたって党活動の拠点となるとともに、簡素で経済性があり、国民に開かれた新本部ビルとしました。

 一階玄関であるエントランスホール(約四百二十平方メートル)は、日本共産党と国民の交流の場となるような広いスペース。政党本部できわめて重要な会議室としては、中央委員会も開催できる大会議室(約五百人収容)をそなえました。

 総工費八十五億円のうち、約半分の四十億円を目標として党員、「しんぶん赤旗」読者、支持者らに募金を呼びかけ、一日までに目標は達成されました。

 竣工式で施主代表としてあいさつした志位和夫委員長は「あたたかいご協力に心からお礼を申し上げます」と感謝を表明。「新しい党本部ビルは日本共産党が二十一世紀に担うべき任務と役割にふさわしいものになりました。新本部ビルを本拠に活動の前進をはかります」とのべました。

 設計・監理者を代表して小林良雄・地域建築空間研究所所長が「新ビルは世紀を超えて建っていける骨格をそなえている」とあいさつ。施工者代表の戸田守道戸田建設副社長は「私たちにとっても代表作になった」とのべました。

 竣工式後の懇親会には不破哲三議長、市田忠義書記局長も出席。設計・建設・設備関係者や、党本部周辺の商店街、町内会代表も参加し、竣工を祝いました。市田氏が「この建物に負けない剛毅(ごうき)強じんな日本共産党の建設目指して頑張りたい」とあいさつ。党本部ビル建設委員会責任者の上田耕一郎副委員長も閉会の辞で建設関係者や近隣の人たちにお礼の言葉をのべました。



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