2005年1月30日(日)「しんぶん赤旗」

中越大震災 狛江市から救援隊

川口町長“ありがとう”

文化祭に参加


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矢野市長(右からの2人目)から義援金の目録を受け取る星の町長(右端)=29日、東京・狛江市

 昨年十月の新潟県中越地震で大きな被害を受けた新潟県川口町の星野和久町長は二十九日、東京・狛江市で開かれた「狛江の文化・芸術の祭典――がんばれ! 川口町」に出席し、狛江市と市民の支援に感謝の意を伝えました。

 矢野裕狛江市長は「市民のみなさんの協力で救援金は千七百万円に達しました。川口町の人たちの笑顔が返ってくるまで、力を合わせて支援していきましょう」と呼びかけました。

 星野町長は被災と復興の状況を語り、狛江市からいち早く救援物資が届けられ、市職員、消防団員による救援活動や、市民からの救援金が送られたことを紹介。「みなさんあげてのご支援に厚く御礼申し上げます。町民の生活全体が破壊されたなかで、官と民、ボランティアの総力を結集していただき、とりあえずの生活を確保することができました。今後、日常の当たり前の生活を取り戻すために、町民とともに全力を尽くしていきます」と語りました。

 会場では川口町への募金も行われ、星野町長に救援金の目録が贈呈されました。

 川口町と狛江市は一九八七年から「ふるさと友好都市」として交流を深めてきました。新潟県中越地震で一時孤立した川口町に、狛江市が派遣した救援隊が地震翌日の二十四日に真っ先に到着し、毛布七百二十枚、飲料水二リットル入りペットボトル百本余りなどを届けました。



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