2005年1月21日(金)「しんぶん赤旗」

米 イラク戦争支持最低

ブッシュ政権2期目に懸念

対外イメージ悪化 65%


 【ワシントン=浜谷浩司】ブッシュ米大統領は二期目就任の行事を、米軍最高司令官として全軍にげきを飛ばすところから始めました。

 「就任祝いは、われわれの自由を可能にしている皆さんへの感謝から始めるべきだ」。大統領は十八日、ワシントン市内に軍代表を集め、「最高司令官であることを誇りに思う」と述べました。

 「アフガニスタンとイラクで、自由を確実にしなければならない。敵を阻止するのはあなた方だ」。その演説はイラクのバグダッドとアフガニスタンのバグラム空軍基地に中継されました。

 ブッシュ大統領は二十日の就任演説で、「自由こそが平和を守る」(マクレラン大統領報道官)と強調し、「米国の持つ大きな影響力を、世界をよりよく、安全にするために行使する」として、「より強い米国を」と主張します。

 一方、米紙ロサンゼルス・タイムズは十九日、イラク戦争への支持が「過去最低」を記録したとする世論調査を伝えました。戦争するだけの「価値がある」との回答は39%にとどまりました。戦争は米国の対外イメージを「傷つけた」が65%。よくなったは10%でした。

 ワシントン・ポスト紙とABCテレビの共同調査(十八日発表)でも、同大統領のイラク政策には58%が反対を表明。全体の支持率も52%と、二期目を迎えた大統領としては「ニクソンに続く過去最低」(ABC)の評価です。

 ブッシュ大統領は、ワシントン・ポスト紙のインタビュー(十六日付)で、選挙に勝ったことで米国民が同大統領のイラク政策を支持していることが示されたと主張しましたが、国民の大半は、二期目の船出を強い懸念を抱きながら見つめています。



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