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日本共産党

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赤旗


2013年参議院選挙各分野政策の「28、女性の『4、女性が健康に生涯をおくるために社会保障を拡充します』」から抜粋

女性が老後を安心して生きることができる公平な年金をめざします

2013年6月6月


女性が老後を安心して生きることができる公平な年金をめざします

 多くの女性が低額年 金、無年金の状態におかれています。単身女性の64%が貧困層といわれる高齢期の生活実態には、女性の地位の低さがそのまま影響しています。女性の厚生年 金加入者の1人あたりの平均年収は305万円、男性465万円の6割です(2011年度)。男女賃金格差、パート労働者と正規労働者の均等待遇、業者女性 などの働き分を正当に評価する税制などへの改善をはかります。パート労働者の社会保険加入の権利を保障します。保険加入期間25年の10年への改善は、仕 事と家庭の両立が困難で退職においこまれることが多いは女性にとって、より切実な願いです。消費税増税とセットの実施はやめさせ、すぐに実現させます。厚 生年金の遺族年金を女性が働き納めた保険料が受給額に反映できるよう改善をはかることなど、女性がどんな生き方を選択しても公平に受給できる年金制度の方 向を検討します。

 日本共産党は、無金者、低年金の改善をはかるための2段階の年金改革を提案しています。そのなかで女性の無年金も解消 し、低年金の底上げをはかります。改革の第1段階では、受給額の2分の1を国の税財源で負担する現行の基礎年金のしくみを、受給者全員に定額(現行の基礎 年金満額の2分の1にあたる月3万3000円)国庫負担するしくみにかえます。いま月4万円の年金を受給している人の受給額は月5万3000円になり、低 年金の底上げをはかれます。改革の第2段階で、全額国庫負担による最低保障年金制度を確立し、保険料納付にかかわりなく月5万円の最低保障額を支給し、そ のうえで、支払った保険料に応じた給付を上乗せする制度をスタートさせます。国民年金で40年間、保険料を納めた人は、月8万3000円の年金を受給でき るようになり、厚生年金も、給付水準の低い人から底上げがされていきます。「最低保障年金制度」の実現に足を踏みだせば、女性の低年金や無年金、サラリー マン世帯の専業主婦の「第3号被保険者問題」など年金制度がかかえる矛盾を抜本的に解決する道が開けます。

 

 

 

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