news
2018/07/28
新事務所を自分たちでつくろうIKEBA PROJECT
来たる総選挙にむけて、東京12区(北区全域と豊島区、足立区、板橋区の一部)で、前衆議院議員の池内さおりさんの新事務所となる物件が決まり、7月8日(日)に着工式が開かれました。
「『事務所開き』ではなく『着工式』?」と思われた方、スルドイです。新事務所に決まった物件はJR赤羽駅から徒歩8分。もとは会社の事務所とガレージ・倉庫として利用されていた3階建てビルの1階部分です。
立地は良いのですが、建物はそのままでは手狭で、かなり年季も入っています。「この場所を、たくさんの人が出入りし活動する選挙事務所として生まれ変わらせよう」「共産党だけでなく、池内さんや共産党を応援するサポーターも参加して、みんなの手で解体、塗装、リフォームしてしまおう」――そんなプロジェクトが、この日スタートしました。
プロジェクト名はIKEBA PROJECT(池内さおりとみんなが集まる場所作りプロジェクト)。工事中をイメージした黄色と黒のロゴがシンボルです。
「壁をぶち抜き、部屋を広くして映画会や講演会もできる事務所に」
「アイランド式キッチンを置いて、料理教室を開く」
「外に角打ち(立ち飲み)スペースや、ペットをつなぐリードフックを」
「入口を広くし、車いすの人も入れるバリアフリーな事務所に」
など、様々なアイディアが出されています。
7月22日を皮切りにお盆を除く毎週日曜の9時~17時に、「ワークショップ」(体験型講座)と称して、事務所づくりの作業が行われています。当面は9月7日(金)の事務所びらきをめざし、その後も出された意見を日々取り入れながら、事務所を作り続けていく予定です。
この様子は、JCPサポーターのホームページでもレポートしたいと思います。乞うご期待!
【IKEBA PROJECT公式ホームページはこちら】
2018/06/30
JCPSインタビュー共産党の工夫や個性が
伝わる発信へ
alto肉球新党さん
国民健康保険、子どもの貧困、豊洲市場から日本のアニメ業界の問題まで――さまざまなテーマで日本共産党の議員などに独自のインタビュー活動を行っているalto(アルト)さんに、とりくみについての思いをお聞きしました。
――そもそもとりくみ始めたきっかけは何ですか?
一番初めは東京都の迷惑防止条例改正の問題が話題になったときに、東京都議の大山とも子さんに話をうかがったことでした。なにか危なそうだけれど、条例改正の詳しい中身も分からない。それなら聞いてみようと思い立って事務所に電話したところ、大山さんが出てくれて、すごく丁寧に答えてもらいました。条例改正の問題点はよく分かったのですが、考えてみれば共産党が取り上げている都政の問題は他にもいろいろあるし、その主張もいいことを言っていると思うけれど、実はよく分っていないことがたくさんある。そういう人は自分だけじゃなく、多いんじゃないかなと思いました。それならもう一度聞いて、その中身を発信しようと、関西でネットニュースの配信をしている方と協力して流したのが最初です。
やっていく中で、インタビューの実施や配信、そのための様々な準備など協力していただける人たちと出会え、そのみなさんの力でこのインタビューが成り立っています。日本共産党をテーマにネット上で発信することを通じて、リアルでも人とのつながりが生まれていると感じます。
――実際とりくんでみて感じていることは?
共産党の議員さんは国政だけでなく、地方政治でもがんばっていることは分かるんですが、その中身を具体的に発信しているものが少ないなと感じています。それじゃ、自分の住んでいる自治体ではどうなんだろうとか、自分が知りたいことは他の人も知りたいのではないかと思って、「区議や市町村の議員の方などにも」とやっていくうちに、自分でも予想しなかったくらいどんどん広がっていますね。
直接話を聞いてみると、知らなかった発見がたくさんあります。予算の提案では、道路一つとってもすごく細かく計算して、必要なお金をどうやってねん出するのかを提案していたり、出した議案を通すために他党の公約内容もうまく取り込む工夫をしていることなどを初めて聞いて、すごいなと思いました。
話をしてくれた議員さんなどの人柄がよく分かるのも面白いと思います。すごく正義感に燃えた話をする人、あまりに気持ちが入って涙まで流す人などもいました。そういうことに触れていると、「共産党って一色じゃないんだ」とよく分かります。世間では「共産党は同じことしかしゃべらない」とか、誤解もあると思うんですが、全然そんなことはない。いろんな個性、キャラクターの人がそれぞれの役割を果たしていることが分かるのは、やってきて感じる魅力ですね。
――最新のインタビューでは赤旗電子版について紹介されていました。
今回の動画紹介では、ツイッターでも著名な方が反応を返してくれたり、動画の再生回数の伸びを見ていても、最近では一番注目度が高いんじゃないでしょうか。
こうした紹介は、わかりやすく、見られるための努力が本当に大事だと思います。動画に解説やテロップをつけたり、ツイッター用に短く編集したものとYouTubeで長期に残すものとを連携させるなどの工夫がもっと必要だと思っています。
――JCPサポーターの今後の活動に期待することは?
インターネット上では、安倍政権に反対する人や市民の運動に対するデマ、人の尊厳を傷つけるヘイトが生み出される土壌が少なくありません。それをやめさせるだけでなく、前向きな発信をもっと増やす必要があります。「日本共産党という政党があるよ」「こういう前向きな意見、政治的な見解を持っているよ」ということを伝えるために、わかりやすさと面白さを追求してほしいし、私もそれを追求していきたいと思います。
――ありがとうございました。
2018/06/15
「カフェみたいな事務所」で楽しく選挙!東京・はらじゅんサポーターズ
「前回の衆院選で、東京9区・原純子候補の事務所のインテリアをお任せいただき、カフェ風にしたいとのご要望でしたのでそのようにコーディネイトしたところ、新規の若い方の選挙活動への参加もあったと伺いました」――JCPサポーターで募集した「共産党の選挙を変えよう!」に投稿を寄せてくれた東京都練馬区の岩瀬裕子さんに、詳しくお話を伺いました。一緒に事務所の装飾を担当した三井寺康子さん、候補者だった原純子さんにも同席していただき、楽しいインタビューとなりました。
◆初めての人も居心地良い場所に
――予算は?
◆相手の思いを聞き、つながる場に
◆街頭宣伝やSNS活用-みんなの得意分野を生かして
2018/05/28
JCPSインタビューふらっと立ち寄れる企画づくりを
――東京・杉並
「子育しやすい杉並に」「共産党は変えるビジョンをもっています」――東京・杉並区は、6月24日が区議補欠選挙と区長選挙の投票日。区議補選に立候補する予定の日本共産党・野垣あきこさん(37歳)を応援しようと、JCPサポーターが活躍しています。まおさん、たいがさんに聞きました。
――どんどん企画を開いてTwitterで発信していますね。
まお:去年の総選挙で共産党は野党共闘のために候補者を自分からおろしましたよね。ただ共産党の議席が減ってしまいました。共産党がなぜ候補者を下ろしたのかを多くの人に知って欲しかったし、政策や基本的な考えを選挙期間中だけで伝えるのは限界があるなぁと。そこで選挙期間以外でも共産党について知ってもらえる企画をしようとなったんです。
そしたらちょうどその頃、共産党がサポーター制度を立ち上げるという話が入ってきて、それなら共産党を応援したい人で集まれる場を杉並につくりたいと思って、JCP杉並サポーターズ(非公式)で発信を始めました。でも私たちだけが杉並にいる共産党のサポーターとは限らないし、勝手につくってしまったので、一応「非公式」ってことにしてます(笑)。
――どんな企画を開いてきたのですか?
まお:これまでに3回やりました。1回目のテーマは「共産党と大相撲」、2回目は「99%のための経済の話」、3回目は「対話で解決できるの?北朝鮮との外交」です。「共産党と大相撲」は、ちょうど暴行事件があったときで、「共産党って相撲についても政策あるんやー」とおもしろかった。
企画は、共産党の考えを押し付けにならないようにしたいと思って、そのテーマの専門家と共産党サイド、2人のゲストを呼ぶようにしています。「これってどうなの?」とツッコミながら共産党のこともわかるみたいな感じにしようと思って。共産党に共感しているわけじゃなくても、聞いてみたいと思う人が参加しやすいように、ふらっと立ち寄れるようなカフェで開いています。事務所は入りにくし、共産党のイメージを変える意味でもいいなと。
――企画をしてみて新しいつながりもできたんですか?
たいが:自分はこの4月から関わり始めたばかりで。もとから政治に興味があって、デモとか行っていたんですけど、何ができるのか、わけもわからず色々なところに飛び込んでました。4月に野垣さんの街宣に参加したり、区長予定候補の三浦さんのタウンミーティングに参加したりしていたら、ある人に「おじさんたちばかりだとメールの設定もわからなくて大変」と声かけられて、それから一緒に動くようになりました。
――では、たいがさんは今回初めて政治や選挙に関わることに?
たいが:そうですね。ただ関わってみると、政治って最前線だなと。今まで自分はアニメやバンドが好きで、それが最前線かと思っていたけど、ちがうなと思った。政治の世界って毎日せめぎあっていて、〝今日はこんなニュースが〟〝今日はこんな行動が〟って日々動いてる。言い方悪いかもしれないけど、興味をもてればすごくおもしろい世界だと思いました。自分が応援した候補が当選したりしたら、うれしいだろうなと。
共産党については、最近変わってきている気がしますね。前は、「いい人が正しいことを言っている」という印象しかなかったけど、最近パンチが効いてますよね。小池さんとか、池内さんとか。
――なるほど(笑)。今度6月にも企画をやるんですよね。
まお:6月1日の企画のテーマは「ワタシたちの働き方改革」です。いま話題になっているし。ただ「働き方改革」の法案のことだけじゃなくて、共産党がそもそも働くことをどう考えているのかや、みんなが「こういう働き方がしたい」とか、「こういう理想がある」とか、話し合って「ワタシたちの働き方改革」とはどういうものかを考えられたらいいなと思っています。ゲストが吉良さん(日本共産党参議院議員)と佐々木亮さん(弁護士)という豪華すぎるゲストなんですけど。
たいが:こういう企画をやりたい人は、他の地域にもたくさんいると思う。でもJCPサポーターに登録していても、地元で集まる場がなかったり、議員とかで身近な人がいないと、共産党の側の窓口がどこなのかわからない。自分もこれまで共産党を支持している人を他に知らなくて、Twitter見たら「意外といるんだな」と励まされました。JCPサポーターには、そういう人どうしが出会えるしくみをつくってほしいですね。
――地域で集まる場をつくることが、JCPサポーターの今後の課題かもしれませんね。今日はどうもありがとうございました。
2018/05/24
活発に意見交換JCPSオフミーティングに40人
小池晃書記局長があいさつに立ち、「来年の参院選で自民・公明・維新を40議席減らせば過半数割れに追い込める。そのためには、1人区での野党統一候補の実現・勝利とともに、比例と複数区での日本共産党の躍進がどうしても必要」、「1年も前から党外の市民の皆さんと力をあわせて選挙をたたかうのは、私たちにとって初めての挑戦。選挙のプランニング、ロードマップを皆さんと一緒につくる、そういう選挙にしていきたい。実現可能性などは考えず、率直な意見を出してほしい」と訴えました。
2018/05/02
憲法施行71年☆全国各地でアクション【行動予定の紹介】5月3日の憲法記念日、日本国憲法が施行されて71年目を迎えます。国民世論は「安倍政権のもとでの憲法改悪を許さない」の声が、ますます多数となっています。「朝日」世論調査(5月2日付)では、安倍政権のもとでの憲法改正に「反対」が58%(昨年は50%)、「賛成」が30%(昨年は38%)、安倍首相の9条改正案には「反対」が53%、「賛成」が39%でした。
▽日本は専守防衛の方針を「今後も維持するべきだ」69%、「見直すべきだ」25%
▽日本は防衛費を「増やす方がよい」19%、「減らす方がよい」17%、「今のままでよい」58%
▽安全保障を考える上でより重要なのは「軍事的な面」12%、「非軍事的な面」82%
など、安全保障をめぐる問題でも、安倍政権が進めてきた「圧力・軍事一辺倒」の政治に対する批判が強いことが示されました。
↓↓↓
2018/04/28
JCPSインタビュー選挙は特別な人たちの
ものじゃない!
選挙は特別な人たちのものじゃない!
nonstopkyoto 河本真智子さん
(写真撮影 渕上哲也さん)
2018/03/29
JCPSインタビュー危険な条例を
拙速に決めないで!
~JCPSインタビュー リケマムさん
東京都迷惑防止条例改正に反対する市民の会メンバー
船橋市在住
森友公文書改ざんをめぐり国会が大揺れですが、その陰で東京都議会でも、民主主義を脅かす条例改正案がスピード採決される動きが。3月半ばに反対署名をスタートし、2週間足らずで3千筆超を集めた「市民の会」発足メンバーのリケマムさんに話を聞きました。
――署名運動を始めたきっかけは。
森友問題で全国的にデモや集会が盛り上がっている中、そのデモが取り締まられたら元も子もないと思ったからです。ただ、動きが急だったし、いろんな市民団体や個人も手が回っていないようでした。私は都民ではないけれど、これは東京都だけの問題ではないと思い、野党共闘の運動で知り合った立憲民主党サポーターのSさんと「やばくない?」「何かやろうよ」と意気投合して、2人で署名をつくりました。
署名をスタートさせたのは3月16日の官邸前行動からです。17日はエキタスのデモ、18日は新宿駅西口での総がかり行動実行委員会の街宣に参加し、署名を呼びかけました。とても反応が良く、「署名用紙を持ち帰りたい」と言ってくれる人もたくさんいました。
――すごい行動力ですね。
何しろ期日が迫っていたので、連日動きました。19日に都庁に1度目の署名提出を行い、委員会も傍聴したのですが、そこであっさり通ってしまって。しかも、たった1時間の審議ですよ!頭に来て、「ひきつづき署名を続けよう」となり、今日に至りました。
――最終的に3333筆ですね。この署名の束、すごいです。
集約の最終日にも続々と届きました。署名用紙を自分でコピーし、何度も郵送で送ってくれた人、「市民の会」フェイスブックページを作ってくれた人…。呼びかければ、それに応えて動いてくれる人がたくさんいるんですよね。たった一人や二人の市民でも、こういうアクションの起点になれるってことを伝えたいです。
――都議会各会派回りをしたんですよね。反応はどうでしたか?
都民ファーストは「アポがなければ議員には会えません」の一点張りで、感じが悪かったです。自民党は「皆さんの会はいつ作られたんですか?」と探りを入れてきました。民進党・立憲民主党は委員会では改正に賛成しましたが、応対してくれた人は「濫用を防ぐ歯止めがない」などのこちらの話をよく聞いてくれました。小会派の議員さんたちは、それぞれ条例案をよく勉強していて私たちの意見に同意してくれました。そして、市民側に立ってブレなかったのが日本共産党。委員会採決の際にも、大山とも子議員がただ一人反対してくださり、市民として心から感謝しています。
――リケマムさんは、そのやりとりをTwitterで拡散されていますね。
この条例改正案にどのような態度を各会派・議員がとったのか、記録をしっかり残して次の選挙にフィードバックさせないといけないと考えているからです。有権者・都民をなめたら痛い目にあうってことを分からせたいと思います。29日の本会議も傍聴して、きちんと民意を背負ってくれている議員が誰なのかに目をこらし、それを知らせていきたいと思います。
――ありがとうございました。
あなたの最初のテイクアクションに。