
~JCPSインタビュー リケマムさん
東京都迷惑防止条例改正に反対する市民の会メンバー
船橋市在住
森友公文書改ざんをめぐり国会が大揺れですが、その陰で東京都議会でも、民主主義を脅かす条例改正案がスピード採決される動きが。3月半ばに反対署名をスタートし、2週間足らずで3千筆超を集めた「市民の会」発足メンバーのリケマムさんに話を聞きました。
――署名運動を始めたきっかけは。
森友問題で全国的にデモや集会が盛り上がっている中、そのデモが取り締まられたら元も子もないと思ったからです。ただ、動きが急だったし、いろんな市民団体や個人も手が回っていないようでした。私は都民ではないけれど、これは東京都だけの問題ではないと思い、野党共闘の運動で知り合った立憲民主党サポーターのSさんと「やばくない?」「何かやろうよ」と意気投合して、2人で署名をつくりました。
署名をスタートさせたのは3月16日の官邸前行動からです。17日はエキタスのデモ、18日は新宿駅西口での総がかり行動実行委員会の街宣に参加し、署名を呼びかけました。とても反応が良く、「署名用紙を持ち帰りたい」と言ってくれる人もたくさんいました。
――すごい行動力ですね。
何しろ期日が迫っていたので、連日動きました。19日に都庁に1度目の署名提出を行い、委員会も傍聴したのですが、そこであっさり通ってしまって。しかも、たった1時間の審議ですよ!頭に来て、「ひきつづき署名を続けよう」となり、今日に至りました。
――最終的に3333筆ですね。この署名の束、すごいです。
集約の最終日にも続々と届きました。署名用紙を自分でコピーし、何度も郵送で送ってくれた人、「市民の会」フェイスブックページを作ってくれた人…。呼びかければ、それに応えて動いてくれる人がたくさんいるんですよね。たった一人や二人の市民でも、こういうアクションの起点になれるってことを伝えたいです。
――都議会各会派回りをしたんですよね。反応はどうでしたか?
都民ファーストは「アポがなければ議員には会えません」の一点張りで、感じが悪かったです。自民党は「皆さんの会はいつ作られたんですか?」と探りを入れてきました。民進党・立憲民主党は委員会では改正に賛成しましたが、応対してくれた人は「濫用を防ぐ歯止めがない」などのこちらの話をよく聞いてくれました。小会派の議員さんたちは、それぞれ条例案をよく勉強していて私たちの意見に同意してくれました。そして、市民側に立ってブレなかったのが日本共産党。委員会採決の際にも、大山とも子議員がただ一人反対してくださり、市民として心から感謝しています。
――リケマムさんは、そのやりとりをTwitterで拡散されていますね。
この条例改正案にどのような態度を各会派・議員がとったのか、記録をしっかり残して次の選挙にフィードバックさせないといけないと考えているからです。有権者・都民をなめたら痛い目にあうってことを分からせたいと思います。29日の本会議も傍聴して、きちんと民意を背負ってくれている議員が誰なのかに目をこらし、それを知らせていきたいと思います。
――ありがとうございました。