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ライジャケサンタがやってきた 森重裕二
(2) 香川の熱を全国へ

2026年4月21日【くらし】

子どもたちの命を守るためのライフジャケットが、当たり前になりつつある、ということが今、香川県で起こっています。県内の企業などからの寄贈で「ライフジャケットレンタルステーション」が充実し始めました。

現在、県内の全17市町のうち16市町で行政による「ライフジャケットレンタルステーション」を開設。残り一つの直島町では、全児童分のライフジャケットが準備されているので、県内のどこでもライフジャケットが準備できる、という環境が整いつつあります。

さらに、県教育委員会がライフジャケットを中心とした「学校における水難事故防止対策強化事業」を進めています。香川大学、海上保安庁、財団法人B&G、ライフセービングクラブ、警察、消防、小児科医など関係団体が協力して、小学校などでライフジャケットを活用した水泳授業が広がり始め、泳ぐことだけでなく水辺を安全に楽しむための教育がすすんでいます。

県ががんばってくださっていることで、民間での「ライフジャケットレンタルステーション」も広がり始めていたり、県内の施設などでの啓発も活発に行われたり。「香川の水辺は、ライフジャケットを着ることが当たり前!」という意識が広がりつつあります。

注目すべきは、その成果。県が「ライフジャケット」についての事業をスタートさせたのが2022年。その後、同県警察本部の水難事故の状況では23年、24年は、子どもの水難事故が0だったと報告されています。そして、25年は救助事例が一つ。それは、ライフジャケットを着けていたことで、沖に流されたけど助かった…という事故でした。

事故を完璧に防ぐことはできないかもしれません。でも、ボクら大人ががんばって、みんなで協力して環境を整えることで、限りなくゼロに近づけることができるはず。香川では、さらにライフジャケットが盛り上がっています。子どもたちの命を守るために、どうか香川の熱が全国に広がりますように。

(「子どもたちにライジャケを!」代表)

(火曜掲載)