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日本語教師をしています 日本語学校教員 南千尋
(3) 敬語にまつわるエトセトラ

2026年2月20日【くらし】

日本での生活が1年半を過ぎ、ネパールの学生の日本語力も大分豊かになってきた。

先日、日本語初級教科書の最後の課、敬語(尊敬語と謙譲語)の授業をした。敬語を持つ言語は世界的には少ないので、ネパール語に敬語はあるのか、特に謙譲語があるのかを探りながらの授業になった。

「社長がいらっしゃいます」「佐藤さま、お帰りになります」等と説明しているうちに、学生がざわざわし始めた。

イラスト 山岡小麦

何だろうと思っていたら、学生が口々に、「先生、いらっしゃいませ、アルバイトで使います」「お客さま、使います」「ポイントカードお持ちですかも、言います」と話してくれたのだ。

日本に来て、日本語もまだ分からないときから、アルバイトで使ってきた言葉が授業で出てきたことに、驚きと喜びがあったようだ。

日本語を教室で学ぶことも大事だが、実生活と結びつくと覚える意欲も増すようで、教えている私もうれしい出来事だった。(続きは電子版でお読みください)

https://www.akahata-digital.press/article/article/20260220-0802