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- 2026.01.22
被災地の子どもたちと 石川県公立小学校教員 松井良之
(2) 自分たちで卒業
2026年1月16日【くらし】
学校長の意向で「6年生を送る会」はなくなってしまいました。6年生には、「なんとか6年生がやりたいことをしようと思う。何がしたい?」と聞きました。時間をあげ話しあった結果「全校みんなで遊びたい」とのことでした。送る会がなくなった分、5年生に運営を任せました。結局決まったのは、「密告中」というゲームと「宝探し」、縦割り班での遊びです。
「宝探し」は児童会活動で今までやってきた遊びです。学校の中の隠れたものを探し出すゲームです。今回は5年生とどうするか考えていた中で、私から林明子さんの絵本『きょうはなんのひ?』を参考にしてはどうかとすすめました。5年生ものってくれました。

イラスト 黒助
6年生が縦割り班のグループと一緒に、学校のいろいろな場所にある手紙を探し、その手紙の指示に従っていくと、最後は「6年間一緒に過ごした相棒」と書いてあります。なんと6年生全員のランドセルの中に、5年生からの卒業おめでとうメッセージが入っていました。大喜びです。
卒業式の歌練習は、音楽を担当している先生が神戸の震災の曲「しあわせ運べるように」を卒業式で歌わないかと提案し、練習していました。6年生は嫌がっていました。スクールカウンセラーの校内研修が入った時に、質問してみました。すると「まだ(震災のことを歌う)その時期ではないと思います」と言っていたので、歌うのをやめました。その後は、自分たちで決めた卒業式の歌を、頑張って練習していました。(続きは電子版でどうぞ)
https://www.jcp.or.jp/akahata/web_daily/denshiban.html

